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2026年7月20日

2026年7月20日 (月)

audio ampの 歪修正回路 : 音声通信の歴史(ssbはベル研特許 1923年)

時間軸にそって過去から現代に記述。

1.

安藤博の「中和(ニュートラライゼーション)」特許 :これが 人類史最古

1910年代〜1920年代、三極真空管を高周波増幅させると、内部の電極間容量(プレート・グリッド間)を介して出力信号が入力に戻り、激しく異常発振(発振歪み)を起こすのが世界共通の最大の課題でした。

 安藤博は1919年(大正8年)という極めて早い段階で、「電極間の容量を、外側に組んだ回路(ブリッジ・逆位相回路)によって相殺(中和)して発振を止める」という画期的な「中和増幅回路」を発明し、日本で特許を出願・取得しました(特許第80948号など)。

後にベル研からNFB特許で1932年に出願され、ベル研の認可に至るまで5年かかった。

 

ユニパルス真空管展示室 を覗くと詳しいよ

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2

抵抗ブリッジを利用した最古の特許。 「ベル研エンジニア」 ハロルド ブラック氏。

Bridge

「ブリッジ回路で歪キャンセル」はIRE 1931年規定以前の発想。アンプ動作についての認識が業界で一致していない時に これを思いついたのは凄いわ。アンプの記号が三角形ってのはいまもお同じだわ。

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3

そこでブラックがさらに電話通信網での研究を重ね、1927年に考案したのが負帰還(Negative Feedback)です。出力をひっくり返して(逆位相で)入力に戻すというこの手法は、回路が多少変動しても自動的に歪みを抑え込み続ける圧倒的な安定性を持っていました。

306個の実機をならべて実証実験し、これの包括的な基本特許が登録されたのが1937年です。

ベル研究所の天才数学者ハリー・ナイキスト(Harry Nyquist)が1932年に完全に数式で証明しました。これが有名な「ナイキストの安定判別法(Nyquist stability criterion)」

オイラも名前だけは知ってる Nyquist stability criterion

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4

Sando011

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5

HrQUADのピーター・ウォーカー氏が 論文冒頭に紹介しておるように、ベル研のハロルド ブラック氏の高周波回路でのNFB技術(US2102671A)から hintを得て audio展開したと書いてある。

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「class B と 電流帰還制御」が特徴。

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6

1982年公開のサンドマン博士のclass s。 

「ベル研エンジニア」 ハロルド ブラック氏は ブリッジ回路2組であったが、上手に1つにした。

Sando

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負帰還させて歪減らす(増幅量を加減する)のは、日本人のアイデア。

これが日本人の先行特許を 超えるために、ベル研は通信網整備を兼ねて、実証実験にゼニ投資した。ここで米国での電話超距離・多重有線通信網ができた。

ベル研究所「負帰還アンプ」実証実験の推定費用概略(現代換算価値)

1930年代にベル研究所(および親会社AT&T)がハロルド・ブラックの「負帰還(NFB)アンプ」を実用化するために動かした、1万1,000kmにおよぶ巨大インフラ実験の推定費用一覧です。当時は「電気のない荒野」へ通信線を通じて数千ボルトの電力を同時に送る(遠隔給電)必要があったため、土木・送電系のコストが天文学的な規模に膨れ上がっています。
 
当時ベル研究所が実用化した「C型キャリア(搬送)電話システム」などでは、電線(むき出しの銅線)に対して以下のように周波数を割り当てていました。 [1]
  • 0 〜 3kHz(通常帯域):普通の電話の声(ベースバンド信号)をそのまま流す。
  • 7kHz 〜 10kHz、あるいはそれ以上(キャリア帯域):別の通話を、45kHz前後の高周波(電波と同じ性質の交流信号)へと変調して同じ電線に同時に流す
 
項目(コスト要素) 推定スケール / 内訳 現代換算の推定価値(概略) 技術的な役割・背景
① 高周波同軸ケーブル代 総延長 11,000 km
(1mあたり500円換算)
約 55 億円 高周波の多重キャリア(チャンネル)信号を遮蔽・伝送するための、当時最高峰のハイテク銅・鉛被線。
② 埋設・敷設インフラ資産 都市部・幹線地下への埋設工事
(既存の商用ルートの占有・転用)
約 5,500 億円 実験のために丸ごと長期間占有・ループさせた、AT&Tが誇る国家インフラ級の地下幹線資産。
③ 遠隔送電・給電システム 電気のない荒野へ数千Vを流す
高圧直流給電プラントの建設
約数百億 〜 1,000億円 電気が来ない奥地の中継器(アンプ)を動かすため、大都市側の給電所から電力を力技で送り届ける変電設備。
④ 送電・通信の分離フィルター 306箇所のアンプ前後に配置する
大型チョークコイル(L)やCの群
約数十億 〜 100億円 同一の電線内で「アンプを動かすドデカい電気」と「繊細な高周波信号」が混ざってショートしないよう分離する特殊部品。
⑤ アンプ本体の製造・調整 最新のキャリア通信用
真空管アンプ 306台
約数億 〜 十数億円 当時の真空管技術の限界に挑んだ、1台あたり数百万円相当の超精密ハイテク機器。
⑥ 荒野の維持管理・人件費 25マイル(40km)ごとの監視小屋、
エリート科学者たちの現地張り付き
約数十億円 / 年 荒野の落雷や断線による「送電・通信トラブル」から全米幹線を守るための、超過酷なメンテナンス体制。
💡 歴史的な対比と美学:

ベル研究所は、数千億円におよぶ巨大インフラ(45kHz帯での音声信号伝達)を守るため、大型のチョークコイル(L)やコンデンサ(C)を駆使して「送電」と「通信」を泥臭く切り分け、負帰還アンプを成立させました。
 
それから40年後の1975年、イギリスのピーター・ウォーカー(QUAD)はbell研特許をベースにcurrent damperを公開しました。
この「45kHzの電線伝送」が、なぜブラックの負帰還アンプ(NFB)誕生の直接の引き金になったのか、その現実的な仕組みを解説します。
1. 45kHzの有線伝送(C型キャリアシステムなど)の現実
当時ベル研究所が実用化した「C型キャリア(搬送)電話システム」などでは、電線(むき出しの銅線)に対して以下のように周波数を割り当てていました。 [1]
  • 0 〜 3kHz(通常帯域):普通の電話の声(ベースバンド信号)をそのまま流す。
  • 7kHz 〜 45kHz、あるいはそれ以上(キャリア帯域):別の通話を、45kHz前後の高周波(電波と同じ性質の交流信号)へと変調して同じ電線に同時に流す。 (電線に5khzごとに9つ信号をssbで載せる)
物理的には、空間に電波を飛ばす代わりに、電線をガイド(導波路)にして電波と同じ高周波エネルギーを送り込んでいる状態です。
2. 45kHzで発生したアンプの限界
この電線を伝わる「45kHzの信号」を途中で増幅するために真空管アンプ(ウエスタニ エレクロトック社の真空管175HQ と中継器)を通しますが、ここで凄まじい問題が起きました。
  • 真空管の非直線性のせいで、アンプの中で10kHzの信号が歪み、その高調波(20kHz、30kHz…)や、元の3kHzの音声と混ざり合う相互変調歪み(インターモジュレーション)が発生します。 [1]
  • これにより、通常の電話(3kHz)のラインに、10kHzキャリア側の会話がノイズや混線となって激しく侵入し、通信網として完全に破綻してしまいました。
3. ハロルド・ブラックの歴史的実験データ
ハロルド・ブラックが1927年12月に、この問題を解決するために試作した初期の3段負帰還アンプの実験データが記録として残っています。 [1]
  • 実験の周波数帯域:4kHz 〜 45kHz
  • 結果:この「10kHz帯を含むキャリア通信帯域」において、負帰還をかけることで歪みを10万分の1にまで激減させることに成功しました

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「45kHzの信号(搬送波:キャリア)に対して、人間の声(音声信号:0.3〜3.4kHz)を乗せて電線に流す」という行為は、通信工学における最も古典的かつ基礎的な変調システムにあたります。 
この45kHzという高周波の有線伝送で行われていた変調の具体的な仕組みを解説します。
1. どのような変調だったのか?
当時、ベル研究所(AT&T)が実用化した有線多重通信(キャリア電話システム)で使われていたのは、「AM(振幅変調)」、さらにそれを洗練させた「SSB(単一側波帯変調)」でした。
  • 仕組み:45kHzのきれいな正弦波(キャリア)に対して、音声の強弱に合わせてその「振幅(波の高さ)」をリアルタイムに変化させます。 [1]
  • 周波数帯の変化:変調をかけると、45kHzを中心に、音声の周波数(約3kHz)の分だけ上下に広がった「側波帯(42kHz〜48kHz)」という新しい高周波の電気信号が生まれます。
  • SSBの採用:ベル研は電線の帯域を節約するため、フィルターを使って「45kHz〜48kHz(あるいは42kHz〜45kHz)」の片側だけを取り出して電線に送信していました(これがSSB変調です)。 
2. なぜ「変調」して45kHzにする必要があったのか?
人間の声をそのまま電線に流すと、1つの電線(ペア)に対して1本の通話しか流せません。
しかし、以下のように変調して「周波数を上に引っ越し」させることで、同じ1本の電線に何本もの通話を同時に押し込めるようになります(周波数分割多重化:FDM)。 
  • 1ch(そのまま流す):0.3 〜 3.4 kHz の生音声
  • 2ch(変調する):10kHz の信号に音声を乗せる → 10〜13kHzの有線伝送
  • 3ch(変調する):20kHz の信号に音声を乗せる → 20〜23kHzの有線伝送
  • :
  • 9ch(変調する):45kHz の信号に音声を乗せる → 45〜48kHzの有線伝送
このように変調された「電波と同じ性質を持つ高周波電流(10kHz〜45kHzなど)」が、1本の電線の中を同時に、混ざり合うことなく流れていきました。 [1]
3. ハロルド・ブラックの負帰還アンプ(NFB)の実験データ
前述の通り、ハロルド・ブラックが1927年12月に完成させた最初の本格的な負帰還アンプは、まさにこの多重有線通信網のために開発されたため、実験の仕様が「4kHz 〜 45kHz」の広帯域アンプとなっていました。 
  • アンプの直線性が悪い(歪みがある)と、45kHzで変調された通話の歪み成分が、下の10kHzや20kHzのチャンネルへノイズとして侵入し、他の人の通話を完全に潰してしまいます。
  • だからこそ、45kHzまで変調されたすべての信号を「絶対に歪ませずに、まとめて一度に増幅できる」超高性能なアンプが絶対に必要となり、その結果として負帰還アンプ(1937年特許認可)という大発明がもたらされました。 
 

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戦前に175HQを造れた米国。 

HEPTODE管もつくれなかった日本。 差はデカいわ。

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  • 選別基準:完成した管(175HQ)を5,000時間(約7ヶ月)連続で動作させ、合格した「7本に1本だけ」を海底に沈めるという、民間企業の常識を超えた超絶的な品質管理を行っていました。
  • 結果:地球規模の有線通信網を守るため、大西洋の底で22年間、1本も壊れずに動き続けました

これが国際電話の起点です。

つまり、「音声信号を45kHzへ変調して電線に詰め込んだ」という当時の最先端の通信要求こそが、のちの電子回路の歴史を決定づけるすべての歪み対策(NFBから1975年のQUAD 405カレント・ダンピングまで)の出発点(真の生みの親)だったのです。

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「昭和20年代~昭和50年代には中和を取る」って表現がラジオの製作や cq ham radioに見られた。

nfbと呼ぶと 聞こえがいいので nfbって言葉が普及したが、日本人であれば世界初の負帰還特許名「 ニュートロン 」を使って支障ない。

zep社 A級無帰還ディスクリートヘッドホンアンプ HPA-1000の放熱性と class A

「技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」

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大学で熱力学を学んでれば、 加熱相乗効果がおきるレイアウトにはしない。

【実物資産】実機基板パターンが証明する、隙間2.5mmの熱破綻と「B級動作縛り」の物理証拠

メーカーが販売している実機基板のパターン・レイアウトを確認すると、「純A級アンプ」という大看板が、ハードウェアの物理構造レベルで完全に拒絶され、自己破綻している写真が白日の下に晒されます。

■ 実機基板レイアウトから一発で分かる3つの自爆ポイント

① 隙間わずか2.5mm!狂気のトランジスタ高密度密集(Q16〜Q19、Q20〜Q23)
採用されている東芝製トランジスタ(TO-126パッケージ)の横幅はデータシート上で正確に 10.0 mm です。これを隣同士のセンター間隔わずか 12.5 mm で配置しているため、トランジスタとトランジスタの「実際の隙間」はたったの 2.25 mm(2.25ミリ) しかありません。
これほど密着させると周囲の空気による自然対流(冷却)は完全にストップし、4個の素子がお互いをダイレクトに加熱し合うため、局所的な熱飽和(オーバーヒート)を引き起こして一瞬で150℃の限界を突破。ハンダを溶かしながら一斉に熱暴走・即時発煙する可能性を内包した構造です。

② 設置された「Bias Adj. (VR1)」と「テストピンA・B」
写真中央の青い半固定抵抗(VR1)と、その横のテストピン(A、B)。隙間2mmという致命的な熱密集構造にしてしまったからこそ、製作マニュアルの指定通り、ここでエミッタ抵抗(白いセメント抵抗)の両端電圧を 5mV〜10mV(22mA〜45mA)の極小電流に絞り込んで調整させる以外にアンプを生き残らせる道がありません。 熱でアンプが燃えないように電流を極限まで絞らざるを得ず、その結果、22mAでは同時導通角がほぼ0度(クロスオーバー歪みが発生する純B級動作)へとハードウェア的に強制ロックされます。45mA流すと熱暴走モードにはいる可能性大(45mA連続通電200時間試してください)。

MAX1.2W出力時には1 TR  75mA  x 20v=1.5W (採用TRの許容値超え)がデバイスに掛るので、1.2W出力が物理的に成立しません。

③ 基板中央に刻まれた「no-NFB output stage」の虚偽シルク
基板上に堂々と印刷された「無帰還出力段」の文字。回路のトポロジーはLM386と同じ負帰還アンプ(帰還量計算式が公式公開中)であるにもかかわらず、基板の見た目まで使って「無帰還」を偽装しているこのシルク印刷こそが、景品表示法上の優良誤認(誇大広告)を示しています。

【総括:熱力学にA級アンプ広告は身を潜めます】

「幅10mmのパワー素子を、隙間2.5mmで4つ密集させて並べる」という基板設計は、放熱知識のない文系の配置です。アンプにA級のアイドリング電流を流せば自ら熱でメルトダウンする構造であるからこそ、無信号時電流を20mA〜45mAに絞って同時導通角がほぼ0度の純B級アンプとして動かすしかないのです。この現実を無視した「全域で純A級」という表現は、電子工学の数理からも熱力学の現実からも、完全に一線を越えた表示です。

終段のエネルギー変換効率は ぺるけ氏でも0.10から0.15。1200mW出す机上電流は総電流280mA rms 40V (10W超え)でも、現実には変換効率の逆数が掛る上にショックレーの方程式が載るので余計に流すことになる。 充分に熱暴走できるエネルギー供給量になる。

※景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)の第7条第2項に定められている「不実証広告規制」に基づき、本製品における「純A級動作」をはじめとする電気工学上の公開数値の真値、およびその数理的な論理的整合性に対する客観的エビデンス(裏付け)の提示および説明責任は、すべてメーカーおよび販売商社側にあります。

メーカーの公称表示 数理検証が突きつける冷徹な現実
「全域で純A級動作」 熱設計の欠陥(隙間2.5mm)により、電流を20mA〜45mAに絞るしかないため、信号入力時に即座に片側がカットオフする「純B級〜浅いAB級動作」に強制ロックされている。
「バイアス電圧一定」 東芝の公式データシート(TTC004B)が証明している通り、電流増大に伴いVBEは動的に上昇(0.65V→0.80V近辺)するため、固定されたバイアス電位(最大2.74Vの天井)では動的な電位の壁に阻まれて即カットオフする。
「無帰還(no-NFB)」 基板シルクに「no-NFB」と誇大に印刷されているが、トポロジーの本質はLM386などと同じ「負帰還アンプ」の構造を内包している。

zep社 A級無帰還ヘディスクリートッドホンアンプ HPA-1000 SEPP 導通角度 その2

「技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」 **********************************************************

WEBはここ

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【補足検証】信号0.1Vの極小音量時におけるA級動作の限界値

「最大出力時がダメでも、入力信号が 0.1 V(100mV)程度のごく小さな、実用上の極小音量時であればA級動作(360度通電)の領域を維持できているのではないか?」という点について、出力パワーの観点から厳密に検証します。

1. 入力信号 0.1 V(100mV)時の出力パワー

本機の標準ゲイン設定(約4倍)として、入力 0.1 V に対する出力電圧を 0.4 V とし、30Ωのヘッドホンに流れるパワー(P = V^2 / R)を算出します。

0.4 V × 0.4 V ÷ 30 Ω = 0.0053 W 【なんと 5.3 mW】

この計算が示す通り、入力 0.1V という実質無音に近い小音量の範囲に絞って、初めて「5.3 mW」という 極小パワーが導き出されます。

2. なぜこれがメーカーの言い訳にならないのか? 【公称スペックとの絶望的なギャップ】

メーカーは公式に「500mWまで純A級」と謳っていますが、実際にはその約100分の1の負荷である「5.3 mW」を出力した瞬間に、本機のA級動作は物理的に強制終了します。

現実の回路が流しているアイドリング電流(1石あたりわずか20mA)の限界から逆算すると、この5.3mWの境界線を一歩でも超えた瞬間から、アンプは全域の大部分の時間で片側のトランジスタが激しくカットオフ(電流0A)して動く「ガチガチのAB級・B級動作」へ突入します。

結論:0.1VでしかA級にならないアンプは「実質B級アンプ」

信号が 0.1V(出力5.3mW)以下という、小信号で小音量でしかA級を保てない回路を指して、製品タイトルに「純A級アンプ」と掲げて販売する行為は誇大広告(優良誤認)以外の何物でもありません。

「2.8Vのバイアス回路では実用音量で同時導通角が154.62度まで激減し、半分以上の期間でカットオフを起こす」という前章の数理ロジックの正当性は、この0.1Vの検証を通しても何一つ揺らぎません。

⚠️ 景品表示法に基づく明記 ※景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)の第7条第2項に定められている「不実証広告規制」に基づき、本製品における「純A級動作」をはじめとする電気工学上の公開数値の真値、およびその数理的な論理的整合性に対する客観的エビデンス(裏付け)の提示および説明責任は、すべてメーカーおよび販売商社側にあります。

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【回路図証明】一本の信号線上で数字が正面衝突している「致命的なバグ」

メーカーが公開した全体回路図(実測値)を左から右へ電気的に追いかけると、中学生の引き算レベルで絶対に整合性がつかない「回路図内の致命的な自己矛盾」が視覚的に完全証明されます。

■ 同じ一本の信号線上で発生している「電圧のミスマッチ」
① 左側(青四角:前段出力・カスコード段周辺)
回路図に明記されている、前段から右側へ供給される電位差の基準 = 2.5 V
② 右側(赤破線枠:最終電力増幅段)
上側ペアのしきい値(0.65V + 0.7V = 1.35V)と、下側ペアのしきい値(1.35V)の合計。
アンプをただON(B級動作)にするためだけに最低限必要な電圧 = 2.70 V (1.35V + 1.35V) 
公開値からは 22Ωで0.2V消費(10mA)らしいことがよみとれます。アイドル電流 Ic=22mA時 2SC1815のベース電流は2mAにて、22Ω通過にて0.04V程度低下だけです。 つまり数値2.70V と 数値2.5Vの整合性 (差分0.2V) が 公開回路図から証明できません
【チェックメイト:供給電圧が全く足りていない】
2.50 V(前段からの供給) - 2.70 V(出力段の最低必要値) = -0.20 V

左側で作られている電位差が 2.5V しかないのに、右側の出力段を活性化(ON)させるためには最低でも 2.70V〜2.8V の電圧を中央のバイアス回路(黒四角)で維持しなければなりません。これでは完全に 0.2Vの電圧不足(マイナス) であり、回路図の左右で数字が真っ向から衝突しています。

この「1.35V」と「2.5V」という2つの数値を同時に同じ図面に書き込んで平然と公開していること自体、回路の前後における電位の計算(整合性の確認)が設計・販売段階で完全にスルーされていた動かぬ証拠です。この破綻した図面こそが、虚偽表示(優良誤認)を証明する物理的エビデンスです。

メーカーの公称表示 数理検証が突きつける冷徹な現実
「全域で純A級動作」 熱設計の欠陥(隙間2.5mm)により、電流を20mA〜45mAに絞るしかないため、信号入力時に即座に片側がカットオフする「純B級〜浅いAB級動作」に強制ロックされている。
「バイアス電圧一定」 東芝の公式データシート(TTC004B)が証明している通り、電流増大に伴いVBEは動的に上昇(0.65V→0.80V近辺)するため、固定されたバイアス電位(最大2.74Vの天井)では動的な電位の壁に阻まれて即カットオフする。
「無帰還(no-NFB)」 基板シルクに「no-NFB」と誇大に印刷されているが、トポロジーの本質はLM386などと同じ「負帰還アンプ」の構造を内包している。

まとめ

1:おもちゃの測定器で電圧計測したようで 数値整合性が非常に弱い。

2:無信号電圧時のバイアスに、動的信号の電圧変位が重畳されてない。

CLASS Bでほぼ固定。小出力であれば CLASS A.

国際通信における「使用周波数・IF(中間周波数)」の変遷とアンプの歴史

国際通信における「使用周波数・IF(中間周波数)」の変遷とアンプの歴史

時代(主なシステム) 伝送・処理に使用された周波数帯域 1本の回線に乗った通話数 アンプ・受信トポロジーの限界とブレイクスルー
1920〜30年代
(初期の有線キャリア)
4 kHz 〜 45 kHz 約 3 〜 12 チャンネル 電線に10kHzや45kHzのSSB変調波を送信。真空管の非直線性が原因でチャンネル間混信が頻発し、ハロルド・ブラックの「負帰還(NFB)アンプ特許」が誕生。
1956年
(初代大西洋ケーブル TAT-1)
20 kHz 〜 164 kHz 36 チャンネル ベル研製の伝説的真空管「175HQ」アンプを耐圧ケースに詰め、海の底へ沈めて遠隔給電。可聴帯域直上から中波ラジオに近い帯域までを有線伝送。
1960年代前半
(第2世代同軸 SDシステム)
108 kHz 〜 1.05 MHz 128 チャンネル 周波数がついに1MHzの大台へ突入。高周波化に伴う電線の信号減衰(表皮効果)に対応するため、海の底のアンプ間隔を数十kmから大幅に短縮。
1970年
(第3世代 SFシステム)
500 kHz 〜 6 MHz 845 チャンネル 海底アンプが真空管からトランジスタへ完全移行。GHz帯まで扱える半導体の登場で、周波数帯域を一気に6MHzまで拡大、大容量化を果たす。
1976年
(アナログ同軸の限界 SGシステム)
1.5 MHz 〜 30 MHz 4,000 チャンネル 短波ラジオと同じ帯域(30MHz)まで使用したアナログ有線通信の物理的限界。アンプの「高周波歪み」対策が極限に達する。
1982年ごろ
(国際無線・移動通信の進化)
第二IF:40 MHz 〜 45 MHz
(第一IFはより高周波へ)
大容量セルラー / マイクロ波中継 無線通信機の受信方式において、ダブルスーパーヘテロダインの第二IF(中間周波数)を40MHz帯へ劇的に引き上げ。イメージ混信を数理的に排除し、多重通信のための広い「道路幅(帯域幅)」を確保。高周波半導体の進化がこれを支えました。
1988年以降〜現代
(光ファイバー TAT-8〜)
約 193 THz (テラヘルツ) 数億 チャンネル 電線に「電気」を流す時代が終わり、ガラス繊維に「レーザー光(赤外線)」を流すデジタル光通信へ完全移行。

人気のNE602は1985年リリース。 だから設計中心周波数が45MHz

ai君はここ。

zep社 A級無帰還ヘディスクリートッドホンアンプ HPA-1000 のSEPP 導通角度 その1

「技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」

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1_z89

1_z41_2ここでは2.8V。 しかし回路図には2.5Vと書いてあるので2.5Vが真値

WEBはここ

1200mWもA級動作と公開さえている。

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1_z28

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Classesofpower

これがIRE1931定義の導通角模式図

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A級動作になっているかの確認をおこなった

1_z_6

1_z88_2

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■ 半導体物理学(指数関数)に基づく「A級動作維持角」の計算と、バイアス電位起因による常時B級ロックの現実

トランジスタの特性(指数関数)に準拠したオーディオ工学の定義式(余弦関数:cos)へ、本機の真の電流比率(全体の合計値 I_q = 80 mA、I_peak = 364 mA)を代入し、上下の素子が同時にON(純A級状態)を維持できる「理想上の上限角度」を割り出します。

cos( A級維持角 / 2 ) = I_q / I_peak = 80 mA / 364 mA ≒ 0.2197

これを逆余弦関数(arccos)で角度に換算すると:
A級維持角 / 2 ≒ 77.31° ⇒ 理想上の最大A級維持総角度 ≒ 154.62°
⚠️ バイアス電位起因による「154度すら幻」という物理現実

上記の「154.62度」という数値は、あくまでバイアス電源が理想的に電位を供給できている場合の机上の計算に過ぎません。

回路図(図1)が証明している通り、本機は前段からの供給が2.5V近傍、バイアス回路の天井が2.74Vにガチガチに縛られており、最初から深刻な「電位の赤字(不足)」を抱えてロックされています。

この致命的な電圧不足の足枷があるため、理想的なAB級アンプのように「片側が粘ってなだらかにカットオフする(オーバーラップする)」というゆとりは物理的に1ミリも存在しません。波形がセンターからほんの数ミリボルト動いた瞬間、反対側のトランジスタは即座に完全遮断(電流0A)へ叩き落とされます。

したがって、本機の各トランジスタが電流を流せる期間(導通角)は、オーバーラップが一切消滅し、ぴったり半分の「180度(Conduction Angle 180°)」に強制固定されます。これは電気工学の定義上、100%完全な「ガチガチの常時B級アンプ(図のCLASS Bそのもの)」の挙動です。

結論:実態は常時B級動作であり、「全域で純A級」は完全な虚偽表示(優良誤認)

※「500mWまで純A級」という大看板を掲げながら、その実態は2.5Vのバイアス電位縛りによって即座に片側が完全遮断を起こす、教科書通りの純B級アンプに過ぎません。この決定的な回路バグを隠して販売する行為は、景品表示法上の著しい不当表示です。

⚠️ 景品表示法に基づく明記 ※景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)の第7条第2項に定められている「不実証広告規制」に基づき、本製品における「純A級動作」をはじめとする電気工学上の公開数値の真値、およびその数理的な論理的整合性に対する客観的エビデンス(裏付け)の提示および説明責任は、すべてメーカーおよび販売商社側にあります。

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まとめ

無信号電圧時のバイアスに、動的信号の電圧変位が重畳されてない。

AMP動作の見識がない可能性すら内包しておる。 

動作波形のエビデンスが存在しない理由はここらにもありそうだ。

Zep001

B級に近いC級動作音をメーカーアンプで聴くことは全くないので、気にいった層が存在している。

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