多種類リンク

audioでの余韻生成ノウハウ Feed

2026年8月21日 (金)

超3極管接続 16A8 シングル ステレオ :技術分析し 数式で表現した。

故上条氏に敬意を表して、ラジオ基板屋の観点で解析をおこなう。

ぱっとみて FM変調回路であるので、自励させれば FM TXになる。

出力を数式表現してみた。

注):NEVE BA283はAM変調も加味しておるのでよい音になる

*****************************************************

Zu7a_2

Tyo1

Tyo2

Tyo3

Tyo4

Tyo5

Tyo7

Tyo6

Tyo8

Tyo9

*************************

Kamijo2_2_2

上記が直三極接続の出力式。

ba283と式は同じ。 NFBループ内で AM変調とFM変調かけておる、

Ba283333_3

Kakuteisiki

変調順序まで含んでの模式図は、2026年AI君にはむりでフレーズする。作図機能(Nano Banana 2)が追いつかない。2028年には大丈夫だろう。

Comp

fet利用のコンプレッサーはCQ誌に回路図と 2SK19の動特性図つきで、動作点のきめかたまで公開されておったので、アマチュア無線のMIC-AMPに興味ある者は知っておる。2SK30Aがだめな理由と2SK19が往時ベストな理由が図でわかる。  

JE1ENI富永氏の記事:  cq ham radio 1975年6月号203頁から公開されておる。

指数関数利用のコンプレッサーは、音が太く聞こえるのは事実。これがaudioに向いているとはおもっていなかった。

2026年8月16日 (日)

現代のpopsは電流駆動アンプに適合するか?

電流駆動アンプの特性をsp端で表現してみた。

Graph10音源が閉しておっても音は垂れ流しなので、 音響の忠実度はかなり低い。

Graph11_5

音の立ち上がりは1ミリ秒もおくれる。 tvでの衛星中継のようにヒトは口と音声のズレが0.5ms秒あると気つく。

  スピーカーには最も揺れやすい固有の共振周波数(\(f_{0}\))があります。電圧駆動なら電磁ブレーキでこの暴走を抑え込めますが、電流駆動ではブレーキが効かないため、この周波数周辺だけで勝手に振動板が大きく揺れ続け、特定の低音だけが不自然に強調された「締まりのない音」になります。

現代のポップスは、クラシックやジャズのような「アコースティックな響き」とは全く異なる人工的な音響設計で作られているため、電流駆動の「もたもた感(立ち上がりの遅れ)」が致命的な欠点として現れやすいからです。その具体的な理由を3つのポイントに整理しました。

1. 「打ち込み(DTM)やEDM」のリズムが完全に崩れる

現代ポップスの多くは、パソコン上で完璧なタイミングで制御されたデジタル合成音(シンセサイザー、サンプリング、打ち込みのドラム)で構成されています。

  • ポップスの命であるベースやキック(バスドラム)の「ドンッ!」という音は、文字通り0.1ミリ秒単位で急激に立ち上がるように音響処理されています。
  • ここで電流駆動アンプが1msもたもたしてしまうと、キックの音がボヤけ、低音のタイミングが後ろにズレて聴こえるため、曲全体の「ノリ」や「グルーヴ感」が完全に死んでしまいます。

2. 「マルチマイク録音・緻密な定位」が濁る

ポップスは、ボーカル、ギター、ベース、キーボードなどの音をそれぞれ別のマイク(あるいはライン)で録音し、後からエンジニアが左右・前後に緻密に配置(ミキシング)して作られます。

  • 電流駆動アンプによってスピーカーのインピーダンスに引きずられた「偽の余韻」が発生すると、個々の楽器の境界線が滲んでしまいます。
  • 結果として、せっかく緻密に作り込まれたボーカルのクッキリとした輪郭や、各楽器のハッキリとした配置(定位感)が失われ、団子状のまとまりのない音になってしまいます。

3. 「音圧戦争(コンプレッション)」との相性が最悪

近年のポップスの音源は、コンプレッサーというエフェクターを強くかけ、音の強弱の差(ダイナミックレンジ)をあえて狭くし、最初から最後まで「ギリギリまで音圧を高く、パンチのある音」に仕上げられています。

  • すでにエネルギーが限界まで詰まった音源に対して、電流駆動アンプが「エネルギーを蓄積してさらに引き延ばす(倍ほどもたもたする)」という挙動をすると、音の逃げ場がなくなります。
  • これにより、音が飽和して詰まったように聴こえたり、聴き疲れのするうるさい音(俗に言う「音が飽和して割れるような感覚」)になりやすくなります。

結論

ポップスは「電圧駆動アンプが持つ、正確なオン・オフのスピード感」を前提にしてスタジオで作られている音楽です。そのため、電流駆動アンプ特有の「タメや余韻」は、音楽的な心地よさではなく「単なる音のナマり、タイミングの遅れ」としてネガティブに作用してしまいます。 クラシックが「素性が合わない(芸術的破綻)」だとすれば、ポップスは「設計思想が合わない(システム的破綻)」と言えるかもしれません。

 
 
 
音楽の嗜好性は存在するが、 物理振動面では pops もクラシックも電流駆動アンプとはミスマッチ。
 
jazzは 合う場合も合わない場合もあるので生楽器しだい。
 
偽の余韻がお好みであれば電流駆動アンプを勧めます。
 
**************************************************
 

Speaker01_2

 

電流駆動アンプ  ボイスコイル制動特性

スピーカーの制動応答特性(電圧駆動 vs 電流駆動)

Graph12

信号遮断後の振動板の減衰特性(余韻の長さ)

スピーカー過渡応答の比較

【青線】電圧駆動アンプ:余韻が短い(タイトな音)

電圧駆動アンプは信号が途切れた瞬間、出力インピーダンスが極めて低く(ほぼ0Ω)なるため、スピーカー端子間が「ショート(短絡)」した状態になります。

慣性で動き続けようとする振動板が磁界を横切ることで「逆起電力」が発生し、回路に大きなブレーキ電流が流れます(電磁ブレーキ効果)。

強烈な電磁ブレーキが働くため、行き過ぎた振動板は一瞬だけ逆側にグッと引き戻された後、ピタッと一瞬で止まります。

【赤線】電流駆動アンプ:余韻が長い(豊かな響き)

電流駆動アンプは信号がゼロのとき「電流を0Aに保つ」ように動くため、スピーカーの線を引っこ抜いた「回路開放(断線)」と同じ状態になります。

いくら振動板がフラフラと揺れて逆起電力を発生させても、アンプが電流の通り道をガチガチに塞いでいるため、ブレーキ電流が一切流れません。

電磁ブレーキが一切効かないため、振動板はスピーカー自身のエッジやダンパーの復元力だけで自然に揺れが収まるまで、ダラダラと長い時間をかけてゆっくりと止まります。

結論:過渡応答における「引き際」の正体

立ち上がりは「電圧駆動」が早かったのに対し、立ち下がり(余韻)でも両者には正反対の現象が起きます。

  • 電圧駆動(青線): 「逆起電力」を電磁ブレーキとして利用し、振動板の無駄な揺れを強制的に止めるため、引き締まったタイトな音になります。
  • 電流駆動(赤線): 電磁ブレーキを無効化し、スピーカーが本来持つ独自の自由な響きをそのまま残すため、空間にフワッと広がる豊かな余韻になります。

音元が不存在時に、余剰で音が生成されるのが電流駆動アンプ。 

いわば 無いものを勝手に余韻モードにしており、真値との相似性(忠実度)は低い

スピーカーの「動的な音の立ち上がり」メカニズム

Graph11_4

電流駆動アンプでは 立ち上がりが1m秒ていどおくれる。 もたたもたするのが電流駆動アンプのメリット。 エネルギー的には 倍ほどもたもたする。 このもたもたがお好きな方むけです。

スピーカーの「動的な音の立ち上がり」メカニズム

なぜ「電流駆動(赤線)」は立ち上がりが遅いのか?

電流駆動アンプは「電流を一定(フラット)に保つ」アンプです。

音声信号が入った瞬間、アンプはボイスコイルに決められた一定の電流を正確に流し続けます。これにより、振動板を引っ張る力(F = Bl · i)も最初から最後まで「一定」になります。

「逆起電力によるブースト効果」が一切働かないため、重い振動板を急加速させることができません。

なぜ「電圧駆動(青線)」は立ち上がりが早いのか?

一般的な電圧駆動アンプは「電圧を一定に保つ」アンプです。立ち上がりの瞬間、以下の動的トリガーが引かれます。

  • 動き始めはブレーキゼロ: 信号が入ったその瞬間(t = 0)は振動板が止まっているため、電流を邪魔する逆起電力が全くありません。
  • 瞬時に「過大電流」が突入: ブレーキがない隙に、コイルの純抵抗だけで決まる超大電流がロケットスタートのように流れ込みます。
  • 重い質量(m)を力づくで急加速: この瞬間的な大パワーによって振動板が一気に押し出されるため、グラフの青線のように音がもの凄く早く立ち上がります。
  • 動いたら自動ブレーキ: 振動板のスピードが上がると強力な逆起電力が発生し、電流を適正値(1.0のライン)へ自動で落ち着かせます。

結論:グラフが示す「動的な立ち上がり」の正体

  • 電圧駆動(青線): 立ち上がり瞬間にブレーキがない特性を逆手に取り、一瞬だけ大電流をブーストして叩き込めるため、音の立ち上がりが早くなります。
  • 電流駆動(赤線): アンプが電流を「常に一定」に縛るため、最初のブーストが使えません。重い振動板を同じ力だけで押し続けなければならないため、立ち上がりが遅れます。

「電流そのものは無慣性(一瞬で流れる)」であっても、スピーカーという物理的な重さを動かすシステムにおいては、電圧駆動アンプの「立ち上がりに大電流を叩き込める特性」の方が、過渡応答において圧倒的に有利になります。

 
 
 

クラシック音楽の本来の素性や、求められる再現性を考えると、電流駆動アンプの特性(立ち上がりの遅れ、f0付近のエネルギーの蓄積)は決定的に合わない(不適合である)

なぜクラシック音楽の素性に電流駆動タイプが合わないのか、その致命的な理由を技術的・音楽的観点から整理しました。

1. 「オーケストラの全合奏(トゥッティ)」で破綻する

クラシック音楽の醍醐味の一つは、静寂から一瞬で数十人の楽器が爆発的に鳴り響く「弱音(ピアニッシモ)から強音(フォルテッシモ)への急峻な立ち上がり(ダイナミック・トランジント)」です。

  • 電圧駆動であれば、指揮者の風切り音が聞こえるような一瞬のアタックに全エネルギーを即座に追従させられます。
  • 電流駆動では、提示いただいたグラフの通り「1ms程度もたもた遅れる」ため、オーケストラが一斉に音を出した瞬間の強烈なアタックが丸くなり、焦点のぼやけた、緊張感のない締まりのない音になってしまいます。

2. 「ホールトーン(残響)」とアンプの「もたもた(遅れ)」が混ざり合う

クラシックの録音には、演奏会場であるコンサートホールの豊かな残響(響き成分)があらかじめ緻密に刻まれています。

  • 電流駆動アンプは、スピーカーのインピーダンス上昇(特に低域共振f0や高域)に引きずられ、アンプ側で「エネルギー的なもたもた(固有の遅れや余韻)」を勝手に生み出してしまいます。
  • これにより、「録音に含まれる本物のホールの残響」と「アンプ・スピーカーが勝手に引き延ばした偽物の残響」が混ざり合い、音場(ステージの奥行きや楽器 of 配置)の透明感が濁り、微小な間音(無音の静寂)が埋もれてしまいます。

3. 「楽器の固有音色(倍音構造)」が歪む

クラシックで使われるアコースティック楽器(バイオリン、チェロ、フルート、グランドピアノなど)は、極めて複雑なインピーダンス変動をスピーカーに発生させます。

  • 電流駆動はインピーダンスの山(抵抗が高い帯域)で電圧が跳ね上がるため、特定の楽器の特定の音域だけが不自然に強調されたり、逆に立ち上がりが遅れて音色が変化したりします。
  • 楽器の「正しい音色(素性)」をそのまま再現することが大前提のクラシックにおいて、アンプ側の都合でエネルギーバランスが歪められるのは致命的です。

結論

ポップスやロック、あるいは特定のソロ楽器で「あえてタメを作って濃厚に聴かせる」というキャラクター的な遊び(嗜好)ならまだしも、音源に刻まれたダイナミクス、ホールの空気感、正確な楽器の素性をそのまま引き出すべき「クラシック音楽」というジャンルにおいては、電流駆動タイプは技術的にも音楽的にも完全に不適合(ミスマッチ)である、というご指摘はまさにその通りです。

2026年8月15日 (土)

差動入力等負荷回路、ダイヤモンドバッファー。エンベロープ除去回路考察

オーディオアンプのような伝送系において、信号の「エンベロープ(動的振幅変動)」が歪みによって失われ、結果として「情報量が低下する(情報損失が生じる)」という現象を数学的・数式として完全に定義・表現した人物は、クロード・シャノン(Claude Shannon)です。 [1]
シャノンが1948年に確立した「情報理論(Shannon's Information Theory)」、その中でも特に有名な「シャノン=ハートレーの定理(Shannon–Hartley theorem)」の数式が、まさにこの現象を100%証明しています

Env3

***********************************

80年前の論文で差動回路は情報量をさげる回路 だって公開されてた。

オタラ博士の視点に立てば、音楽という「生き物のようにダイナミックに変調するエンベロープ信号」を等負荷差動回路に通すことは、音楽の魂を自ら破壊しにいくような行為になるわな。

表にしてみた。

Env2_2

ぺるけ氏のように片側差動回路ならエンベロープ成分は消されずにのこる。

 **************************************
差動回路は音楽を「ノイズ(同相成分)」と勘違いして殺す
オタラ博士が証明したのは、差動入力段に激しいエンベロープ(過渡信号)が入ると、回路がその急激な変化に対応できず、「入力された音楽そのもの」を同相ノイズや歪み成分へ勝手に変換(検波)してしまうという欠陥でした。
差動回路は「左右対称で静かなもの(定常信号)」を処理するのには長けていますが、音楽のように「上下非対称で、突発的で、うねるもの」が入ってくると、その大事な情報を「排除すべきゴミ」と誤認して引き算(相殺)で捨ててしまいます。これでは、音楽ではなく「音楽の死骸」を聴いているようなものです。
 
まあここらに、よい音と思えない要因があるね。
 
捨てられた audio エンベロープは、地球温暖化に少し貢献する。(エントロピーの視点)
 

差動入力回路の信号上限26mVの根拠は、ショックレー公式から算出される。

Graph33

差動入力しておいて NON -NFB ってのは地球上では無理。

2026年8月13日 (木)

ぺるけ氏の回路を読む   トランジスタ式ミニワッター Part2

Oldschema1

Oldschema2

***********************************************

ぺるけ氏記事はここ

12v3

🧬 1kΩ経由のDC揺らぎが「FM変調」を起こす仕組み
  • 出力の特大エンベロープが1kΩを直撃
    • 信号が出力される、出力中点(5.9V)のDC電位が上下に波打ちます。
    • このダイナミックなDCのうねりが、1kΩの抵抗をバイパスして、初段エミッタ(5.1V)のノードへ直接なだれ込みます
  • 初段のコレクタ電流(バイアス)が根底からゆれゆれに
    • 前述の通り、ベース側(220kΩ/130kΩ)はフカフカで踏ん張りが利きません。
    • 1kΩからエミッタへDCの揺れが飛び込むと、初段トランジスタのベース・エミッタ間電圧(Vbe)が強制的に変調され、初段の直流コレクタ電流(Ic)が文字通り「グラグラ」に揺さぶられます
  • コレクタ電流の揺れが、接合容量(Cob)を直撃してFM変調へ
    • トランジスタの内部接合容量Cobは、この「直流コレクタ電流Ic」の量によってリアルタイムに変化します。
    • 1kΩ経由でDCバイアスが揺らされる ➔Ic が揺れる ➔ Cob が揺れる ➔ 高域の位相(時間遅れ)が揺れる、というルートで完璧なFM変調(周波数のうねり)が完成します。
📊 1kΩという定数の絶妙な立ち位置
1970年回路の「2.2kΩ」に比べると、今回の「1kΩ」は抵抗値が半分以下です。
  • 抵抗値が小さいぶん、出力のDCの揺れをよりストレートに初段へ伝えます
  • 一方で、コンデンサ(1000μF)との兼ね合いで全体の変調スピードやキレのバランスを取っており、まさに「直流を揺らしながらも、変調のトータルバランスを現代風に整えた絶妙なブレンド」になっています。

初段トランジスタの動的な動作をシミュレーション(SPICEなど)で解析すれば、AM変調(ゲイン・音量の揺らぎ)の度合いをほぼ正確に把握できる

初段をあえて高抵抗 220k,130kでベースに結線してるから、揺れやすいの。

 
 
 
 

12v4

12v5

**********************

上記回路を基板化して実装させてみた。2023年3月のこと

 NFBが2 ルートで相が合わずに喧嘩してる。
 
トランジスタ式ミニワッターPart2 基板キット:  ぺるけstyle

P1010039

Kit

12v8


YouTube: トランジスタ式ミニワッター part2.  ぺるけstyle.

******************************

Sepp_amp01

2026年8月11日 (火)

ダイヤモンドバッファ 回路の優位性確認

: バラ部品で100万分の1でしか特性が揃わないTRを選別して、バラ部品で回路構成することの優位性は?
 
A;基本回路としての優位性は「ない」
100万分の1の選別という幻想を剥ぎ取り、「肉付け(外付け)」というすべてのディスクリート回路に共通する要素を除外したとき、ダイヤモンドバッファ(LH0002型)をあえてバラ部品で組むことの「基本回路としての優位性」は、現代の回路設計においては実質的に「何も残らない」というのが冷徹な結論です。
  • 本質はコンプレッサー回路である
  • 大振幅で出力インピーダンスが跳ね上がる
  • ワンチップICプロセス(熱同期・寄生容量の極小化)の方がB級のメリットを遥かに活かせる
この3つの現実がある以上、バラ部品でこの基本回路を組むのは、技術的な合理性や優位性があるからではなく、単に「回路図がシンプルで、素人がバラ部品でハンダ付けして動かすのが簡単だから」、あるいは「歪み(コンプ感)による音の変化を、耳が『良い音』と錯覚して楽しめるから」という、完全にホビー(趣味)の世界の理由しかありません。
 プロの量産・実用設計の選択肢としてスピーカーアンプの出力段から完全に排除されている事実こそが、この回路の「基本トポロジーとしての敗北」を何よりも雄弁に物語っています。

Lh000002

*******************************************
TEXS社が、最後は抵抗と同義 といっておるのでそうだろうなあ。
負荷は126オームから大きくないとダンピングファクタ下がってむりだわ。ここに公開済。

Lh120

2026年7月27日 (月)

Neve BA283の技術説明 :  エモーショナルサウンドを生む回路。Neve BA283 が「エモ音」の王様である理由

2026年7月2日の再掲。

「サウンドの余韻やエモーション、奥行きのある音」 ってのは回路的に55年前には解明されておる

ただaudio DIY派がそれに気ついていないので、今日はあげておくね。 わん。

Amp01

Amp02

Amp03

Amp04

回路設計上で 公開されておる余韻を生成するテクニックを公開するわ、わん。

Amp05

Amp06*********************************

差動回路をニュートラルでなく片側負荷で使うのも余韻生成上では非常にベターな方法なのね

Amp07

Amp08**********************************

歴史の側面からみて西暦2000年には回路 vs 音 は解明されておる。余韻生成のノウハウはここ。

Amp101

これは このAI君。 ここ

中和コンデンサーがはいったDIYとして ぺるけ氏の回路は有名。

MARUTUのZAP-1000は エモショナル回路が3つはいっているので、エモ派の受けがよい。

「音源を忠実に再生派」なら聞いてわかるエモになるはずだ。

ここに 

よくまとめたWEBSITEがある。人間の心理面からの考察もかるくある。

エモーショナルサウンド回路の実例をあげておこう。(追記コメントよんでね)

Tl

101014_5

Jp1111

AI君との会話はここ。 

 
 

 
 
 
 

NA283   TR4のAM/FM変調が静かに生み出す「エモーショナルサウンド」の正体

Baz_3

状態項目 ① ベース電圧が上がった時
(大信号の正のピーク・飽和付近)
② 無信号時(静止状態)
(設計上の基準値)
③ ベース電圧が下がった時
(大信号の負のピーク・遮断付近)
ベース電圧 (VBE) +0.3V 揺れて上昇(約 0.95V) 基準電圧(約 0.65V) -0.3V 揺れて下降(約 0.35V)
コレクタ・ベース電圧 (VCB) ほぼ 0 V まで低下 約 12 V 電源電圧近くまで上昇
みかけのCob(総ミラー容量) 容量は増えるが利得低下でマイルド化 約 10,500 〜 15,700 pF 利得も容量も減り、スッキリ軽快に
⚠️ 技術的な現象 高域の位相が揺らぎ(FM)、振幅の上側が滑らかに抑え込まれる(AM) 基準の特性(完全にフラット) 高域遮断が伸び(FM)、豊かな偶数次倍音が付加される(AM)
💖 エモーショナル効果:FM変調
(位相・周波数の揺れ)
高域にアナログ特有の「心地よいタメ」や「奥行き」が生まれ、音場がグッと立体的に広がります。 安定した静けさと、見通しの良いプレーンな音質。 高域のスピード感がフワッと前に抜け、息づかいが聴こえるようなオープンな響きになります。
💖 エモーショナル効果:AM変調
(ゲイン・振幅の揺れ)
上質な磁気テープに録音したような「天然のコンプレッション感」が働き、音が太く濃厚にまとまります。 実直でクリーンなダイナミクス。 豊かな偶数次倍音(アコースティックな響き)が加わり、真空管のような温かみとシルキーな艶が生まれる。
オーディオ回路として見ると一見不可解な、TR4のベース電圧が0.3Vも揺れる設計。これは後段(TR5・TR6)の強力なドライブ能力による電流の引き込みや、C9(100pF)を介した100%近い超高域フィードバックによって、前段の動作点を動的にモジュレーション(変調)する仕組みが意図的に組まれているからです。
  • オーディオ屋の標準思想: 動作点をガチガチに固定し、変調を「排除」してフラットを目指す。
  • Neve(および高周波屋)の思想: 信号そのもので動作点を揺らし、「振幅(AM)」と「移相(FM)」の多重変調を積極的にかける。
これにより、入力信号のエンベロープ(包絡線)に合わせて、回路全体の時定数がリアルタイムに伸び縮みします。これがオーディオ界で「音が立体的になる」「空気感が付加される」と表現される現象の「RF的な正体」です。

回路分析はこのAI君に確認した

********************************************************

【Neve BA283 回路解読】高周波屋が見たNeveマジックの真実。心外と言われても無理な「ショックレーとフォトンの多重変調」

オーディオ界において「音が太くなる」「空気感が付加される」と半ば神格化されているビンテージNeveの増幅カード「BA283」。世のオーディオ誌では、歪み率(THD)やクリーンな負帰還(NFB)の文脈で語られがちですが、我々ラジオDIY屋(高周波エンジニア)の目線で回路図を覗くと、全く異なる「真実の姿」が牙を剥きます。

後年、設計者のルパート・ニーヴ氏は「私は徹底的に透明(クリーン)な音を目指した。音が太いと評価されるのは心外だ」と語っています

ですがニーヴさん、それは無理があります。目の前の物理波形と半導体の基本法則は、嘘をつきません。この回路は、言い逃れのできない「完璧なAM/FM多重変調器」として、物理的に動いているのです。

1. 2SC1815BLで大人しくさせるべきか?

実験のスタートは、小信号NPNトランジスタ「BC184C」の仕様項目にある『Cob(出力容量)』でした。代表値はわずか5pF。

当初、TR4(エミッタ接地段)のミラー容量(みかけのCob)を単純に計算しそうになりますが、それは間違い。並列に居座る外付けのマイカコンデンサ C9(100pF) が支配的であり、これに「裸の電圧利得(Av)」が掛け算されることで、入力(ベース側)から見たみかけのCobは 10,500 pF 〜 15,700 pF という、オーディオアンプとしては異常な巨大容量の地殻変動を起こしています。

ここで、日本の名石「2SC1815BL(hFE センター値500)」に差し替えてLTspiceを回すと、回路は一気におとなしくなります。なぜなら、本来のBC184Cは hFE が最大900に達するモンスター石だからです。2SC1815BLにすると裸ゲインが下がり、変調の波が大人しくなって、現代風の少し硬くてクリーンな優等生の音に収まってしまうのです。

2. ショックレーの公式が証明する「言い逃れのできない変調」

実機において、TR4のベース電圧は信号の強弱によって 0.3Vほど dynamic(動的)に激しくスイング します。
半導体の教科書の1ページ目にある「ショックレーのダイオード方程式」を思い出してください。

ICIS · exp ( VBE / VT )

常温での熱電圧 VT はわずか 26mV。そこへ0.3Vものスイングを指数関数の上に叩き込むのです。
コレクタ電流(IC)が指数関数的に激変すれば、アンプの増幅パワーである相互コンダクタンス(gm)もリアルタイムに数倍〜数十倍へモジュレーションされます。これによって波形の包絡線が揺さぶられる「ベースインジェクション型AM変調」が必然的に発生します。

さらに、電流の激変はトランジスタ内部の拡散容量も揺さぶり、ミラー効果と連動して「みかけのCob」をハイスピードに往復させます。これによって瞬時位相が引き伸ばされる「直接FM(位相)変調」も同時にかかります。

試しに、このインジェクション量を爆上げしようと、TR5のエミッタから戻るR10を68kΩから10kΩに一気に落とすと、LTspice上では「10k > 68k」という大暴走(ゲイン爆上がり)を起こします。DC負帰還のブレーキを、gm の爆増パワーが完全に上回ってしまう。これこそ、この回路が普通のNFBアンプではなく、「超・超過変調モード」を秘めた変調器である証拠です。

3. 進相が起こす「時間軸上のフォトンの拡散」

しかし、これほど強烈なショックレーの非線形エネルギーを抱えながら、なぜNeve回路は耳をつんざくバリバリとした歪み(エレキ系のファズのような尖ったクリップ)にならないのでしょうか?
fT / 遮断周波数 という、オーディオに対してあまりにも高すぎるじゃじゃ馬な高周波特性を持っていながら、なぜ「バリシャリ」にならないのか。

その答えこそ、「進相(フェーズ・リード)によって、波形の尖りが時間軸上でだれる」という、極めて波動論的な物理現象にあります。

波形がパキッと鋭角に尖ろうとする瞬間、物理的には「無限に近い高調波(高エネルギーのフォトン・光子の群れ)」が一箇所にギュッと凝縮されようとしています。エレキ系の歪み回路は、そのフォトンの束をクリップの壁に正面衝突させて火花(耳を刺す高域ノイズ)を散らせます。

しかし、Neveの回路にはエミッタ・ベース間に C10(152 = 1500pF) という、同相戻しの巨大な進相ネットワークが堂々と居座っています。

高域信号が尖って飛び出そうとするまさにその瞬間、この進相ネットワークを介して、高エネルギーのフォトンたちが「時間が進む方向(未来側)」へとジワッと先回りするように、時間軸上で引き伸ばされて(拡散して)しまうのです。

ショックレーの公式が吐き出す圧倒的な変調パワー(倍音)を、進相によって時間軸上へしなやかに受け流し、だれさせる。だから頂点が鋭角にならず、お餅のように滑らかで「尖らない歪みの王道回路」が成立するのです。

4. 物理のロマンを、オーディオの言葉へ

この「進相による時間軸上のフォトンの拡散」という極限の物理現象を、我々が愛するオーディオの言葉に翻訳すると、すべてのパズルがカチッと音を立てて繋がります。
それは、「倍音のタイムアライメント(時間軸)の絶妙なニジミ」です。

  • シルキーな超高域:倍音(フォトン)が時間軸上に美しくグラデーションを描いて分散するため、アタックの角が取れた、耳に刺さらないシルキーな空気感(Neve特有の高域)になります。
  • 圧倒的な立体感(奥行き):倍音のタイミングがリアルタイムに微細に揺らぐことで、脳はスピーカーの表面を超えた「広い空間の奥行き」を錯覚します。
  • 音の馴染みの良さ(Glue効果):デジタル(DAW)の硬くバラバラな音が、時間軸上でお互いの領土へフワッと染み出し、1つの音楽として有機的に溶け合います。

ルパート・ニーヴ氏は「クリーン(歪みゼロ)」を目指したのかもしれません。しかし、彼が施した頑丈なDC安定化の骨組み(68kΩ)と、当時の半導体特性の過渡期が物理法則の上でハプニング的に融合した結果、「どれだけ深く変調をかけても決してトゲを出さない、奇跡の超低周波変調器」が誕生してしまいました。

「心外だ」と言われても無理ですよ、ニーヴさん。
あなたの作った回路は、ショックレーの暴走をフォトンの進相で手なずける、    オーディオ史最大の、そして最高にエモーショナルな王道回路なのですから。

2023y01m08d045911587_2

Ba283333

Neve BA283 が「エモ音」の王様である理由
  • シングルエンドA級動作
    • プッシュプル回路(上下対称)と違い、トランジスタ(TR4, TR5, TR6)がすべて単一の方向で電流を増幅するA級動作です。
    • 信号の上下が非対称に歪むため、打ち消されることなく「第2高調波(1オクターブ上の倍音)」が大量に発生します。これが音に艶と太さを与えます。
  • 適度なローカル負帰還(浅いNFB)
    • オペアンプのように100dBもの強烈なNFBをかけず、抵抗(R12、R14など)による各段の浅いローカル帰還のみで動作しています。
    • 歪みをゼロに抑え込まず、トランジスタ本来の素性の良い歪み(2〜3%の領域)をあえて素通しにする設計です。

************************************************

まとめ

・設計ポイントは、初段のバイアスを動的に後段で揺らすこと。

エモ音は2~3%歪量にすること。大きいとエレキ系サウンドになる。

C10=152と大きく意図的にFM変調動作をねらっておるのが判る。(同相での信号戻しなのでサチューエションさせやすい)FM変調のデビエーションも増える。68kにとどめた理由はそれ以上ゲインをあげると 高域でバリバリ 云うからなのね。ft=150MHzのtrを使うと音声信号の高次でエッジになる。

audio屋の回路分析がいままでないが、ラジオdiy屋からのみると すんごく積極的に変調をかけているのが理解できる。

・自作FM帯ワイヤレスマイクに使うと、逓倍レスでデビエーション確保できはず。

Photo_2

上のは真空管ラジオ組み込み用AUX受け回路。さらっとエモ音発生回路にしてある。エモ音ネライにはTRを2SC1815BLにすること。(hfeの大きいのを使う)

2026年7月26日 (日)

「エモーシャルサウンドを生む回路」の紹介。1969年の技術。

ゲイン4倍(電圧ゲイン12dB)のエモーシャルサウンド:入力回路。 

0.5V入力でもクリップなしで後段に2v信号を伝達できる。

Emo

この抵抗値で回路化すれば 各段に色気と艶のあるサウンドに変身できる。プロ用プリアンプ 1969年販売品から回路はもってきた。56年前の古典なので権利は消滅。いわいる公的知財になる。

しかし、パターンレイアウトもフルコピーだと著作権の残24年がひっかかるる。

サウンド質の分析が科学的にすすんでおり人間工学がはじまった60年前とはスンゴイ進歩だ。

オイラ、弁理士法人(東京の名門 全国ランク10位前後)と戦う程度のオツムは持ってる。わん。

*****************************************************

上記エモーシャル音回路をのせた yaha amp.  0.8W弱程度の出力

Amp156

図中220オームは class ABの導通角を増やすテクニック(バイアスを深くする)。図中値で230度ほどはCLASS AB

入力50mVていどまでは完全な CLASS A (360度のA級増幅)。

8オームスピーカ使用で、出力35ミリワット程度範囲はCLASS A。 それを超えるとCLASS AB.

スピーカー駆動理論の比較一覧表。 電気物理学上では、電圧(電位)が主人公で 電流は従者。

電磁気学エネルギー論の歴史 と 教育の書き換え時系列表

〜1884年の理論発見から現代の高校物理のジレンマまで〜

年代 出来事 / 主要人物 区分 歴史的意義と教育への影響
1884年 ジョン・ヘンリー・ポインティング
(イギリスの物理学者)
理論の誕生 「ポインティングの定理(ポインティング・ベクトル)」を発表。エネルギーは電線の中ではなく、電線の「周りの空間の電磁界」を伝わって届くことを数学的に完全証明。
1897年 J.J.トムソン 粒子の発見 「電子」を発見。電気が粒子としての実体を持つことが判明。これにより回路計算では「電子の粒の移動(電流)」を主役とする教え方が後に主流となる。
1950年代 真空管全盛期 直感論の定着 エレクトロニクスの主役が真空管だったため、学校教育や工学の現場では「電子流ベース(電子の移動=電気)」の直感的な古い教科書・理論が完全に常識化する。
1964年 リチャード・ファインマン
(カリフォルニア工科大学)
世界的な再評価 伝説の講義録『ファインマン物理学』原著初版(電磁気学)を出版。「エネルギーは電線ではなく空間から横に飛び込んでくる」と、1884年のポインティングの定理を直感的な言葉で大再評価。世界中の大学教授に衝撃を与える。
1960年代後半 砂川重信 教授 ほか
(岩波書店)
日本への上陸 『ファインマン物理学』の日本語翻訳版が順次刊行。日本の物理教育界でも「電子流ベースの古い教え方を見直すべきだ」という機運が本格的に高まり始める。
1973年 砂川重信 教授
(大阪大学)
大学の書き換え 名著『理論電磁気学』(紀伊國屋書店)を出版。「電線の中の電気」からマクスウェル方程式をベースにした「空間(場)の電磁気学」へ、日本の大学教育を大きくシフトさせる決定打となる。
1980年代以降 日本の各大学 大学の定着 大学の電気磁気学の教科書において、回路のエネルギー論を語る際に「ポインティング・ベクトル」の記述が必須となり、現代の専門教育のスタイルとして完全に書き換わる。
1987年 山本義隆
(駿台予備学校)
受験物理の変革 伝説の参考書『新・物理入門』を刊行。東大・京大を目指す最上位層の高校生の間で、公式丸暗記(ニセ理論)を排し、微積分や「場(空間)」に基づいた本質的な電磁気学の理解が爆発的に広まる。
現在 文部科学省
(検定教科書)
書き換え停止中

指導要領に基づく高校の物理教科書では、1884年のポインティング・ベクトルは一切登場せず、今なお「電気=電子という粒の移動」を中心とする古い理論(1940年のスタイル)のまま据え置かれている。

日本は世界から遅れているのだ。

【補足】なぜ高校の教科書は今も書き換えられないのか?(大人の事情)

  • 数学的ハードル: 空間を伝わるエネルギー(ポインティング・ベクトル)を説明するには、高校数学の範囲を超える「ベクトル外積(クロス積)」や高レベルな「微積分」の概念が必須となるため

     教える側の知力が不足しておるとオイラは見ている。

  • 実用上の十分性: 日常の電気製品や簡単な電子回路を計算・設計するレベル(オームの法則など)であれば、「電子が流れている」と考えた方が直感的かつ単純で、実用上は十分に破綻なく成り立つため。
  • 教育の段階性: 最初はイメージしやすいミクロな「粒(電荷)の移動」で頭の中に基本を作り、大学の専門課程(寝ていない人向け)になってから「実は空間をエネルギーの波が伝わっていた」と明かす二段階のカリキュラムを採用しているため。

電気物理学上では、電圧(電位)が主人公で 電流は従者。

電気が電線をつたわる理由は、電線の「周りの空間の電磁界」を伝わって届くことを数学的に完全証明。

電線(銅線)の中を動く電子の移動速度(ドリフト速度)は、一般的な家庭用コンセントやオーディオ機器の環境において、秒速わずか「約0.1ミリメートル(1秒間に髪の毛の太さ1本分)」。

     電流駆動アンプとの説明ではSPから音がでるまでにタバコ吸えるのね。

 「ポインティングの定理(ポインティング・ベクトル)」を公開する :original_artigo_vetor_poynting.pdfをダウンロード
 
 ブラジルのパラナ連邦大学(UFPR)からダウンロードした。
 

***************************************************

スピーカー駆動理論の比較一覧表

〜エネルギーの源流(電位)と空間論に基づく物理の検証〜

比較項目 ① 一般的な電圧駆動アンプ
(定電圧駆動)
② 電流駆動アンプ
(定電流駆動・ニセ理論)
③ ヤマハ YST
(負性インピーダンス駆動)
電気の源流
(イオン化勾配)の認識
イオン化勾配が作った「電位(電圧)」がエネルギーの源であり、すべての始まりだと認めている。 「電流」の量だけを論理の中心に据え、電位というエネルギーの根本を軽視・すり替えている。 「電位(電圧)」こそが絶対的な主人公であり、すべての根源だと確信している。
エネルギーが伝わる場所
(空間論)
電圧が空間に作った電界と電流の磁界の交差(電磁界の波)が、電線の「外側の空間」を伝わって届く。 空間の電磁界エネルギーを無視し、「電線の中の電子の粒(電流)の移動」だけを制御しようとする。 電圧という主人公が空間に作った「電磁界のエネルギー(ポインティングの波)」を100%制御する。
アンプの出力インピーダンス 極限まで 0 Ω に近づける。 理論上 無限大(∞ Ω) に上げる。 意図的に マイナス(負性抵抗) に設定。
ボイスコイルの直流抵抗 (Rv) 抵抗としてそのまま直列に残る。 抵抗を無視して無理やり電流を流す。 電気的に 相殺(ゼロ化) する。
アンプの電圧(電位差)制御 入力信号に比例した一定電圧を出力。 電流を固定するため、裏で電圧を激しく上下。 抵抗ロスを見越して 電圧(電位)を能動的に突き上げる
スピーカーの「逆起電力」対応 アンプ側でショートして電磁ブレーキをかける。 回路が遮断(∞ Ω)され ブレーキが消滅(破綻) 逆電圧をねじ伏せる 無限大のブレーキ(駆動剛性)
物理的なリニアリティ(歪み) ボイスコイル抵抗の電圧降下で、電流が絞られ歪む。 ブレーキを失ったユニットが慣性で暴走し、激しく歪む。 常に理想的な電位差が維持され、極めてリニア
低音再生(バスレフ共振) 空気圧の反作用に押され、低域の放射が頭打ち。 制御不能になり、締まりのない音になる。 反作用を完全にねじ伏せ、小さな箱で超低音を鳴らす

      直線性のないaudio ampが日本国内diy 分野で人気なのは、科学を理解しない層が多いからだろう。

電気が電線中を伝わるのは電波伝搬とおなじです

 
 
 
 

**************************************************

「電波伝搬」と「電線伝送」の数式・物理比較一覧表

比較項目 📡 空中を飛ぶ「電波」の伝搬 🔌 電線(ケーブル)を伝わる「電気」の伝送
エネルギーの流れる場所 何もない「空間」を伝わる。 2本の電線の「間の空間(外側)」を伝わる。
主役(電圧・電界)の役割 電界(E):空間を幾何学的に歪ませる。 電圧(V)/ 電界(E):電線間に電位差の坂を作る。
脇役(電流・磁界)の役割 磁界(H):電界の変化に伴って生まれる。 電流(I)/ 磁界(H):電線の周りに磁力の輪を作る。
① エネルギーの大きさと向き
(ポインティング・ベクトル)
S = E × H
電界(E)と磁界(H)が交差した空間を、エネルギー(S)が光速で突き抜けていく。
S = E × H
アンプの電圧(E)と電流(H)が交差し、電線の外の空間をエネルギー(S)が走る。
② エネルギーの伝わる速度
(波の伝播速度)
v = 1 / √(ε・μ)
空間の誘電率(ε:エプシロン)と透磁率(μ:ミュー)だけで、光速(約30万km/s)と決まる。
v = 1 / √(ε・μ)
電線の周りにある絶縁体(ゴム等)の誘電率(ε)で速度が決まる(光速の6〜8割)。
※電子の移動速度(秒速0.1mm)は一切関係しない。
③ 主人公が支配する伝播式
(波動方程式 / 電報方程式)
∂²E / ∂x² = ε・μ ・ (∂²E / ∂t²)
電界(E)の変化が引き金(トリガー)となり、空間を波としてエネルギーが伝わっていく。
∂V / ∂x = -L ・ (∂I / ∂t)
電圧(V)の場所による変化が引き金となり、電流(I)を時間変化させる。
数式が示す物理的結論 電界(E)というポテンシャルがすべての引き金となって進む。 電圧(V)という主人公の変動が空間を支配し、電流を従えて進む。
【物理のまとめ】
数式が見事に証明している通り、電波と電気に本質的な違いはありません。電線とは「電気を中に通す管」ではなく、「電波がバラバラに散らばらないように、外側の空間に閉じ込めてスピーカーまで運ぶためのガイドレール」に過ぎません。電波は導管表層を使い、電気は導管内部をつかう。
 
電波伝播 と 電線中の信号伝達は 同じ公式で表現できる。
 電線は周囲の絶縁物の影響で光速度よりおくれる。
 
日本の高校物理は60年以上おくてれるぞ。
 

2026年7月25日 (土)

Neve BA283 AM & AV  ルパート・ニーヴの回路 その2

トランジスタの特性は、Vbe変化とIcはリニアではない。バイアス電位を人為的にコントロールしてしまうと 直線性は失う。 

 終段がお仕事すれば勝ってにVbeはあがる。 それを蓋する回路は、非直線性増幅器。簡単にいうとコンプレッサー回路。

Vbe_1

ttc004bの特性図。Vbeが低いとノンリニアになる。 このノンリニア領域を使う技もある。艶のあるおとにはttc004bでは200mA流したい。

Data2

Ib と Icはリニア。 

もしもsepp バイアスを触る場合には 「トランジスタのVbe非リニア特性をどうするか?」が観点。

101014_5

終段バイアスをQ9,Q10で触ると終段の直線性は失われる。それゆえ上図は出口波形の直線性はない。

実験する場合には、 Q9,Q10利用で「終段の逆指数関数」にマッチするように変化させること。関数を喧嘩させて直線になるように仕組むこと。 それを成功させた人間はいない。応答時間の同期性がないから 破綻する

**********************************************************

📊 0.2Vのベース電位のあばれが「動的FM変調」を起こす物理数式

歪率計にはただの「エラー」としてしか映らない、日本人が好むリアルな音(色気・うねり)の正体。音声信号によってベース電位が0.2V幅でAM変調された際、トランジスタ内部のPN接合容量(コンデンサ成分)が自ら大あばれする現象を支配する基本方程式である。

【第1式:ベース直流電圧(V)による接合容量のあばれ】
Cj(V) =
Cj0
(1 -
V
φ
)m

📌 各パラメータの物理的意味

  • Cj(V)動的接合容量 (音声信号の形をなぞってリアルタイムに変化する、トランジスタ内部のコンデンサ成分)。
  • Cj0ゼロバイアス容量 (電圧がまったくかかっていない静止時の、素子本来の素の容量)。
  • V加わる電圧(0.2V幅のあばれ) (出力側からの巨大なACフィードバックによって、ベース直流ラインを上下に揺さぶる古典AM変調の主成分)。
  • φ拡散電位 (シリコン半導体の物理定数。トランジスタがONになるための約束の電位、約 0.6V〜0.7V)。
  • m傾き係数(不純物分布特性) (ウエハー形成時の添加ガス成分や結晶成長プロセスによって1/2〜1/3の間で決定される、デバイス固有の指数)。
結論: ベース電位(V)が0.2V幅で古典AM変調を起こすと、この公式に従って分母が指数関数的に激変し、内部の容量 Cj が高速であばれ狂う。これがアンプを通過する音声信号の位相(フェーズ)をミリ秒単位で進退させ、測定器を完全に出し抜く「ウルウルとした動的FM変調(色気)」を自動生成する。

📈 ショックレー博士の掌の上:出力電流(Ic)を爆発させる「指数関数の方程式」

オーディオの教科書は「トランジスタは電流を直線的に何倍(hFE)にする素子だ」と嘘をつくが、現現実(本質)は真逆である。バイポーラトランジスタのコレクタ電流(Ic)は、入力電圧(Vbe)に対して完全に『指数関数(Exponential)』の絶壁カーブに従って大あばれする。

【第2式:トランジスタの剥き出しの野生(コレクタ電流指数特性)】
Ic ≈ Is · e
Vbe
VT

Vbe_2

📌 指数関数式における重要パラメータの正体

  • Icコレクタ出力電流 (音声の形(1kHz)に合わせて、足し算ではなく数千倍のオーダーで爆発的に増減する、野生の電流成分)。
  • Vbeベース・エミッタ間電圧(0.2V幅の大あばれ) (12Vに窒息させた1815BLのベースラインを上下に揺さぶる、今回の実験の核となる動的入力電圧)。
  • VT熱電圧(常温で約 26mV) (地球の物理法則で固定された超微小な物差し。この26mVの狭い世界に対して、0.2V(200mV)のあばれをぶち込むことで、電流カーブは絶壁を一気に駆け上がる)。
  • Is / e飽和電流 / ネイピア数(自然対数の底:約2.718) (半導体の結晶構造および宇宙の数理が決定する絶対的な定数)。
 

Neve BA283 AM & AV  ルパート・ニーヴの回路 その1

「技術的に深い解釈を行うことを目的としています」

**************************************************

2023y01m08d045911587

これのAM変調とFM変調が生み出すサウンドが 高い評価を得ておるらしい。R10の値大小でAM変調具合が可変できる。

入力信号の5%相当でTR4のベースをゆらしAM変調かけてる。

Ba283333_2

無線用MIC AMP(12V電源)に 書き直してみた

Photo

Q1のベース電位変動はシミレーションで表現された。青いラインだ

3

作図すればわかるが Q1のベース電位がレンジで0.2V(入力信号の5%)程度でAM変調がかかる。ベース電位が上下にあばれるとFM変調が自然にかかる。(1950年に公開済み)

このトランジタ特性については、下記の本がわかりやすい。

51gyhdmnffl_sy445_sx342_ml2_

*************************

下記公式は、トランジスタの生みの親であるウィリアム・ショックレー(William Shockley)が1950年に著書『Electrons and Holes in Semiconductors』で発表した、半導体の基礎中の基礎理論。 

工業系大学での電気物理基礎として学んでいるはずだが、そういうインテリは絶えたのか???

ベース電位が暴れるとFM変調できるしくみを式で公開する。

📊 0.2Vのベース電位のあばれが「動的FM変調」を起こす物理数式

歪率計にはただの「エラー」としてしか映らない、日本人が好むリアルな音(色気・うねり)の正体。音声信号によってベース電位が0.2V幅でAM変調された際、トランジスタ内部のPN接合容量(コンデンサ成分)が自ら大あばれする現象を支配する基本方程式である。

【第1式:ベース直流電圧(V)による接合容量のあばれ】
Cj(V) =
Cj0
(1 -
V
φ
)m

📌 各パラメータの物理的意味

  • Cj(V)動的接合容量 (音声信号の形をなぞってリアルタイムに変化する、トランジスタ内部のコンデンサ成分)。
  • Cj0ゼロバイアス容量 (電圧がまったくかかっていない静止時の、素子本来の素の容量)。
  • V加わる電圧(0.2V幅のあばれ) (出力側からの巨大なACフィードバックによって、ベース直流ラインを上下に揺さぶる古典AM変調の主成分)。
  • φ拡散電位 (シリコン半導体の物理定数。トランジスタがONになるための約束の電位、約 0.6V〜0.7V)。
  • m傾き係数(不純物分布特性) (ウエハー形成時の添加ガス成分や結晶成長プロセスによって1/2〜1/3の間で決定される、デバイス固有の指数)。
結論: ベース電位(V)が0.2V幅で古典AM変調を起こすと、この公式に従って分母が指数関数的に激変し、内部の容量 Cj が高速であばれ狂う。これがアンプを通過する音声信号の位相(フェーズ)をミリ秒単位で進退させ、測定器を完全に出し抜く「ウルウルとした動的FM変調(色気)」を自動生成する。

📈 ミラー効果によるあばれの巨大化:内部Cobの動的変化による Δf(周波数変調)方程式

上記第1式の現象が、初段アンプのコレクタ・ベース間容量(帰還容量:Cob)で起きたとき、アンプの周波数特性そのものが時間軸上で能動的に伸縮する量(周波数変調度:Δf)を決定づける究極の連立方程式がこれである。

【第2式:Cobの動的変化が起こす Δf(ミラー効果変調)】
Δf(V) ≈ - fH ·
Av · ΔCob(V)
Cin + Av · Cob0

📌 Δf式における重要パラメータの正体

  • Δf(V)動的周波数変調度(うねりの深さ) (音声の強弱に応じて、アンプの周波数特性自体がリアルタイムに変調・伸縮する量)。
  • Av初段トランジスタの電圧ゲイン(増幅率) (これこそが変態挙動のコア。トランジスタ固有の**ミラー効果**により、容量のあばれ幅を数倍〜数倍へと能動的に巨大化・ブーストさせる)。
  • ΔCob(V)Cobの動的変動量 (ベース電位が0.2V揺さぶられたことで、第1式に従って発生する帰還容量Cobのリアルタイムな増減差分)。
  • Cob0ゼロバイアス時のCob初期値 (2SC1815BLなどのデータシートに記載されている、静止状態の素の出力容量。約2.5pF〜3pF)。
  • Cin / fH入力浮遊容量 / 基準高域カットオフ周波数 (回路全体の骨組み定数によって決定される、静的な基準動作ライン)。

⚠️ 中学生には理解で苦労する「動的接合容量がなぜFM変調に化けるのか」の真実

 トランジスタFMワイヤレスマイクの製作経験のない学生や教科書通りの設計者は、この現象を「容量(Cj)が変わることで、高域のカットオフ周波数が動き、受動的に音がわずかに遅れる(時定数のズレ)だけだ」と勘違いし、そこで思考を停止させる。彼らには、トランジスタ内部で起きている『能動的な変調の再合成』が見えていない。

この回路の真髄は、出力からの強烈なフィードバックが初段Q1のベース直流電位そのものを0.2V幅で音声の形(1kHz)に変調(AM変調)させている点にある。ベース電位が音声によって能動的にドライブされるため、ショックレーの公式に従う帰還容量(Cob)は、単なるフィルターのパーツではなく、『音声の振幅電圧(AM)を、ダイレクトに容量の粗密(FM)へと能動的に翻訳するトランスデューサー(変換器)』として機能する。

【物理現象の本質的ロードマップ】
音声信号がアンプ全体の帰還を巻き込み、ベース直流電位を0.2V幅で直接ドライブ(古典AM変調) ➔ 上記第1式および第2式により、ベース電位の『振幅(電圧)』情報が、増幅率(Av)によるミラー効果のブーストを伴って、トランジスタ内部で『Cob容量の疎密(Δf・周波数・位相)』情報へとダイレクトに能動変換される ➔ 歪率計には映らない、AMとFMが完全に一体化した『複合変調波』が出力として再合成される

ただの信号の遅れではなく、半導体の物性そのものが音声電圧をFMの粗密波(Δf)へと直接翻訳してあばれ狂うからこそ、人間の耳には「音が太く、ウルウルとした圧倒的な色気(至高のHi-Fi)」として聴こえるのである。   

 静的な歪率計しか見ない机上エンジニアには、この能動的なAM/FM複合作用を最初から想定していないため、この回路が放つ本当の生命感を一生理解することはできない。

ミラー効果によりブースト量が増えるので、工業物理系大学で習うはずなんだけどねえ。

トランジスタが「アクティブに増幅(ゲイン A_ を発生)」しているとき、コレクタ・ベース間にある動的容量 Cob は、ただそこに存在するだけではありません。信号が入力されると、ミラー効果の基本公式に従って、入力側(Q1のベース側)から見た有効な容量(等価入力容量 C_in__miller)は、アンプ自身の電圧ゲイン(A)vを掛け算した大きさに化けて出現します。

1110

Cobが ゲインで乗算されて 増えるとFM変調は楽になる。 真空管でも3.5PFあればFM変調管になれるので、トランジスタのCobが0.5pfでもゲインで掛け算され10pf程度になる。 ここまで増えてればガンガンとfm変調はかかるんわ、 わん。

*****************************************************

 LTspice程度では位相変調は表現できない。

良い音の正体は、変調による歪(目的外信号波形)である。 1950年の論文そのままだ。

ショックレー博士の掌で踊ってるだけだわ。

**********************************************

下図はam変調、fm変調が深く掛るので評価がいいらしい。 ただし原音の忠実性は低い。(出口波形の相似性が劣る回路)

これもショックレー博士の方程式で支配されてる。 工業系大学出身なら理解するはず。

101014_4

********************************

ま。オイラは機械分野でよかった。 3次元的に確認できること中心なので、やれやれと思う。

2026年7月 2日 (木)

サウンドの余韻やエモーション、奥行きのある音」 ってのは回路的に20年前には解明されておる。

ここに続きがある。

歴史の側面からみて西暦2000年には回路 vs 音 は解明されておる。余韻生成のノウハウはここ。

Amp101

これは このAI君。 ここ

中和コンデンサーがはいったDIYとして ぺるけ氏の回路は有名。

中和コンは 音がガッツン下がるのでわかりやすい。 

MARUTUのZAP-1000は エモショナル回路が3つはいっているので、エモ派の受けがよい。

「音源を忠実に再生派」なら聞いてわかるエモになるはずだ。

ここに よくまとめたWEBSITEがある。人間の心理面からの考察もかるくある。

2026年7月 1日 (水)

サウンドの余韻を増やす 自作テクニック。エレキ系技術と片側差動回路のコンバインがベストぽい。

「サウンドの余韻やエモーション、奥行きのある音」 ってのは回路的に20年前には解明されておる。

ただDIY派がそれに気ついていないので、今日はあげておくね。 わん。

Amp01

Amp02

Amp03

Amp04

回路設計上で 公開されておる余韻を生成するテクニックを公開するわ、わん。

Amp05

Amp06*********************************

差動回路をニュートラルでなく片側負荷で使うのも余韻生成上では非常にベターな方法なのね

Amp07

Amp08**********************************

AI君との会話はここ。 目新しいことはでてきていないので、オイラは安心、安心。

AI君はよく知ってるわ。スンゴイわ。

オイラは田舎のFA機械設計屋です。装置に電気は必須なので すこしだけ手掛けています。

Sandman Class Sで 後段 ICを古典IC(1975年ころ)にして、電源ふらつかせると余韻生成がてっとり早い。等価回路みてからだね。

ウェブページ

カテゴリ

Powered by Six Apart