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シグネックス社の すべてマスターフィルムは燃えた。2000年落雷直撃でした。

シグネックスの歴代ICは、2000年3月のフィリップス(アルバカーキ)工場の火災で「燃えた(失われた)。火事詳細はここ

sマーク(シグネックのタンポ印刷品)は、貴重。1999年製造が最終品。

 
 
 

すべてのシグネックス製品は、途絶えた。チップそのものだけでなく、それを作るための「マスター(原版)」が含まれていたことが非常に大きな痛手でした。

 
 
 

1:NE555

マニアの間では、この火災を境に「フィリップス(シグネティクス)製NE555の挙動が変わった」と言われることがあります。再設計された新マスク版は、旧版に比べてノイズ耐性やスイッチング時のスパイク(シュートスルー電流)の出方が微妙に異なると指摘するエンジニアもいます

 
 
 

2:NE5532

3:NE5534

NE5534は外付けコンデンサで位相補償を行うタイプですが、チップ内部の浮遊容量などがマスクの変更で微妙に変わったため、当時のエンジニアは旧設計からの置き換えに苦労したという話もあります。

そのため、再設計後のロットに対して「以前のアルバカーキ製と音が違う」「ノイズ特性が微妙に変わった」と敏感に反応する設計者が多く、マニアの間では「Sマーク(シグネティクス)のNE5534」のデッドストックは、今でもNE5532以上に高値で取引されることがあります。

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4:NE612

「火災前と火災後では、同じ型番でも中身(特性)が別物になった」と言われる原因になりました

製造を再開するために、フィリップスは残された資料から回路をデジタルで描き直す(リ・レイアウト)必要がありました。これにより、チップ内部の微細な配線パターンや素子の配置が、オリジナルとは微妙に異なるものになりました。

NE612はミキサーと発振器が一体化したICですが、火災後のロットでは「発振の安定性が変わった」「感度や歪み特性が旧版(Sマーク時代)と微妙に違う」と感じるRFエンジニアも現れました。(オイラも別製品だと捉えている

612

 
 
 

タンポ印刷も一緒にもえた。エンジニアには新マスター品とシグネックス品の違いがわかっている。

工場再開したら、文字はレーザー刻印になってた。 レーザー刻印器が50万円程度で買える時代になってた。

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