zep社 A級無帰還ディスクリートヘッドホンアンプ HPA-1000 。ショックレーの方程式
「技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」
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ここ回路の特徴はSEPP 部のバイアスが定電流で縛ってあること。 入力信号増時に、動的バイアス変化が必要なのは、「ショックレーの方程式」で1949年に公開、1956年ノーベル賞受賞。
その「ショックレーの方程式」に逆らうようにバイアスを縛りつけておる。どうやら東北大学(ZEP社 オーナー母校)ではショックレーを教えないらしい。
【回路図検証】給電路系の致命的欠陥:定電流ロックが招く「バイアス電圧の強制崩壊」
通常設計であれば、バイアス回路へ適切な抵抗を経由して電源供給(給電)を行うことで、大信号時におけるトランジスタのベース電流の増大や、ショックレーの方程式に基づくV_be(ベース・エミッタ間電圧)の動的上昇をコントロールし、CLASS ABの領域を維持する設計を組み込みます。しかし、HPA-1000の給電路にはそれを真っ向から否定する設計です。
公式回路図に黒四角(バイアス回路)で囲まれた 上下接続を確認すると、電源からの給電路には抵抗ではなく、定電流ダイオード(CRD)やLEDを用いた定電流源回路が居座っています。
大信号時(ピーク364mA駆動時)には、最終段トランジスタを動かすために大量のベース電流を必要としますが、SEPPベース電流給電路が定電流でガチガチにロックされているため、バイアス回路自体を流れる電流量は強制的にスカスカに枯渇します。
V_beマルチプライヤの動作原則として、流れる電流が減れば、生成されるバイアス電圧は2.8Vを維持するどころか、さらに下方向へとガクンと引き下がってしまいます。
AMP定番でない回路なので、歪を認識しない層はエモーシャルな音と捉えます。
大信号時にショックレーの壁(3.0V以上)を越えなければならないのに、給電路を定電流ロックしたので、逆に電圧が2.8V未満へ自壊(崩壊)していくという正反対な挙動を起こしています。
「抵抗経由での動的給電」というアナログアンプ設計の基本を無視し、見栄えの良い定電流源で給電路を縛ってしまった構造が、HPA-1000をCLASS AB動作にすら入れさせず、同時導通角0度の過酷な純B級・C級動作(クロスオーバー歪みの塊)へと叩き落としているハードウェア的な決定打です。「全域で純A級」という公称スペックは、回路の骨組みの段階で二重、三重に自己破綻しています。
この歪んだ音を好む層がいるので支持されておることはWEBで散見できます。




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