差動入力でエンベロープ成分吸い取り回路(同相キャンセル回路)では、音のヌケが悪いのは当然。
[技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」
1:物理的な「振動の境界面(境界条件)」において「エネルギーそのものはゼロにも無限大にもならず、保存(有限のまま維持)されるが、エネルギーの『形態(運動エネルギーか位置エネルギーか)』が極端に偏る」。これは工業系大学で教わる内容。オイラも大学で覚えた。
2:音響信号のエンベロープ成分は0Hzに限りなく近いとこでエネルギーが集中する。
3,超低域なので 差動入力回路は同相ノイズとして処理する。
悲しいことに差動入力でエンベロープ成分を吸い上げる回路(同相キャンセル回路)は、1980年以降の OP AMPにみな入っておる。
*************************************************************
1980年代以降のオペアンプの内部トポロジー(特に高CMRR・低歪み化の歴史)に照らし合わせると、この「吸い上げてキャンセルしてしまう」メカニズムが完全に符合する。
「0Hz(直流)という周波数の境界壁」の直上に、エンベロープの全エネルギーが津波のように超高密度で集中している事実は、オーディオ回路や信号処理の本質において極めて重要なポイントです。
古典audio回路(エミッター接地)では 0.18Hz~1.2Hzのエンベロープ成分を上手につかっている。しかし 差動入力回路はノイズとして処理するのが特徴。
- 初段差動の誤作動:
この急激なエンベロープ成分(両入力に共通してかかる動的な電圧の変動)が入力されると、初段の差動回路はこれを「排除すべき同相信号(ノイズ)」として判定します。 - 吸い上げとキャンセル:
結果として、そのオーディオの美味しいエネルギー成分(アタックの芯や空気感)を初段の共通エミッタ/ソース回路が文字通り「吸い上げて相殺(キャンセル)」してしまいます。 - 出力への不反映:
スペック上の歪み率は0.0001%といった驚異的な数字になりますが、音楽にとって最も重要な「ヌケの成分」は出力に反映されず、削ぎ落とされた平坦な音になってしまいます。



コメント