oオペアンプの音の差が消える?アンプ回路です。その2 音の違いがでるのは「小音時:立ち上がりと余韻系」です。
1. 「立ち上がり」に差が出る理由(スルーレートと応答性)
音が無音から「ガツン」と立ち上がる瞬間、オペアンプには一瞬で電圧を跳ね上げる超高速な処理が求められます。
- 高速オペアンプ(スルーレートが高い):音の立ち上がりの鋭い波形(アタック)に寸分の狂いもなく追従します。これにより、ドラムのスネアのアタックや、アコースティックギターの弦を弾いた瞬間の「生々しさ(リアリティ)」がハッキリと出ます。
- 低速オペアンプ:立ち上がりがわずかに「なまる」ため、マイルドで聴き疲れしない音になりますが、解像度は落ちて感じられます。
2. 「余韻(消え際)」に差が出る理由(ノイズフロアと微小線形性)
音が消え入るようなかすかな残響(ホールの響きや、ボーカルの吐息の終わり際)は、ボルト数で言うと数マイクロボルト〜数ナノボルトという、消えかかった極めて小さな電気信号です。
- 高性能(低ノイズ・高精度)なオペアンプ:これほど小さな信号でも、自身のノイズ(雑音)に埋もれさせることなく、最後の最後まで綺麗に増幅し続けます。これが「空気感」や「音場の広さ」となって人間の耳に届きます。
- 一般的なオペアンプ:微小な領域になると、オペアンプ内部のトランジスタの特性(ひずみやノイズ)に負けてしまい、余韻が途中で途切れたり、雑音に埋もれてスカスカした音になってしまいます。
だからこそ、画像の「C級回路」では差が消える
c級アンプ基板が公開流通されておるので、動作説明したのはここ。
オペアンプの個性が最も輝くのが「小音時の立ち上がり」と「余韻」だからこそ、画像のC級アンプ回路のように「小音時は出力を遮断(スリープ)し、立ち上がりにタイムラグ(不感帯)がある回路」を通してしまうと、オペアンプの最大の見せ場がすべて物理的にカットされてしまうわけです。
これでは、1個5円のオペアンプを使おうが、1個数千円の超高級オペアンプを使おうが、美味しいところがすべて消えるため「違いが全くわからない」という結果になります。
しかしこの基盤は、エレキサウンドに最高です。従前にないサウンドででてきますよ。名基板と呼ぶ水準です。










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