【境界調律】「Innocent Key」「俺だけ音質アップな基板」のC級動作疑惑を追う。 まとめ。 オペアンプの音の差が消える? 再掲
[技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」
オイラ本業は、佐賀三洋、ルビコン、ニチコン安曇川、富士電機、東芝四日市、京セラ岡谷にも顔をだしておったFA系設計屋です。近年はepson
原音の5倍もノイズエネルギーがててくると自白しておりました。 普通アンプで0.05%ていどでせす。【例大祭23】新刊付属「俺だけ音質アップな基板」は1000倍程度ノイズが大きいことを公開していました。
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【境界調律】Innocent Key「俺だけ音質アップな基板」のC級動作疑惑を追う
ことの発端は、回路動作に疑義があるとの購入者からオイラに連絡があり、公開されている回路を視たところ、指数関数(exp関数)支配下の明らかなC級動作になっており、オーディオアンプ分野でC級動作は非常にレアでしたので、ここにご紹介した次第です
「俺だけ音質アップな基板」ではdatasheetのように turn on (トランジスタを興す時間)が必要です。
| 検証の論点 | ❌ 設計者側の言い分・解説書 (回路が読めない信者向けのハッタリ) |
⭕ 実物理的な現実 (データシートと動特性) |
|---|---|---|
| 動作クラスの定義 |
「OP AMPの差が消える画期的なアンプだ!」と解説書等で優秀さをアピールする。 部品選定によってA級動作からB級に転落する場合があると設計者が投稿して主張。 |
SEPP部はSLEEP状態が標準.無信号時はアイドル電流ゼロのSEPP完全カットオフ。 動作させるON電流がでてから1μ秒後にSEPPが動作はじめる。 【IRE定義では、完全なC級】 |
| 不感帯の有無 (クロスオーバー歪み) |
言及してない。 datasheet記載のturn onが理解できていないと推測。 op amp直の「無バイアスにて中間TRを接続」。「その中間TRのturn on時間大小が不感帯幅大小に直結する。」 |
【物理的な時間の空白が存在】 SEPPのトランジスタ(NPN/PNP)の動作領域が重なり合っていない。クロスしていない。頑張ってもB級。 入力信号の立ち上がり、立下りを食べてしまう回路。これが不感帯とよばれる。 |
| トランジスタの起動時間 |
「一切 説明なし」 回路が理解できていないと推認。 |
【消えないTURN時間】 メーカー(onsemi)データシートで立ち上がりに最小35ns必要。実回路では2つのTRを介するためベース容量電荷の充電時間が累積し、約1μs前後の「時間の空白」が存在する。 |
| オペアンプの音の差 | 「優秀なバッファだから、オペアンプごとの繊細な音の違い(個性)が引き出せる!」 | 【音の差の強制消去】 オペアンプが持つナノ秒単位の緻密な情報が、後段バッファの「1μsの暗黒時間(起動遅延)」の中にすべて一様に呑み込まれて消去(マスク)されるため、音の差が消え去る。没個性化に成功。 |
| 歪率(THD)の罠 | 「測定データのTHDが0.00x%だから、歪みが全くない完璧な回路の証拠だ!」 | 【測定器の盲点(10次の壁)】 出口波形が引きちぎれることで発生した致命的な歪みは、数十次以上の超高次高調波へ飛ぶ。FFTや歪率計は10次程度の上限フィルターでそれらを切り捨てるため、数値だけが「良好」になる。 |
| 混変調歪率(IMD) | 「2音を混ぜたIMD測定でも優秀だから、実動作でもリニアだ!」 | 【IMDのすり抜け】 局所的な波形欠損(パルス歪み)のエネルギーは、IMD測定器が監視する特定の低周波エリア(1kHzの差音など)には落ちてこないため、数値上は無問題が成立する。 |
| 無帰還(単体)特性 | 「オペアンプを外したバッファ単体でも、素の特性が極めて良く低歪みだ!」 |
【ただの不感帯の塊】 DCが漏れない信号源(優秀な測定器)での検証がされてない可能性が高い。 |
| エビデンスの提示 | 「300枚以上の頒布実績が証拠だ!SNS等に測定画像もアップしてある!」 | 【公式ショップでの開示情報不足】 正規の販売ページ(ショップ公報)において、誰もが検証・再現可能な動作波形等が一切開示されていない。 |
| 人間の耳(聴感) | 「文句を言う奴は脳内妄想のノイズ。身内界隈ではみんな絶賛している!」 |
【ハイクオリティの皮肉な真実】 信者ではない一般の購入者が音の違和感を覚えて解析を依頼した事実が何よりの証拠。 |
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B級/C級の判定と 民法555条、562条に明示 |
説明責任は販社にある 「A級からB級っぽい動作になる条件がある」と苦しい言い訳を投稿。 「動作解析者に作ってから言え」と理不尽な要求。しかし説明責任は販社にある」民法555条。562条 信号がSEPP部でクロスしていない(不感帯がある)回路の仕組みそのものを理解できていないと自白した状態。 |
【高速カメラによる証明要求】 ショップで商業販売している以上、景表法に基づき説明責任が生じる。 10Hzから100Hz程度の低周波信号を入力し、ゼロクロス時の「ジャンプ現象(不感帯ワープ)」を高速CCDカメラ(フレームレート50,000等)で可視化した明確なエビデンスを提示できなければ、設計側の負けは確定である。 民法に沿ってジャンプしてない証明が必須。 |
事は簡単です。
「設計者が自分のsiteで動画を示して反論すれば済む」のです。わん。


















回路設計者が提示した測定データの中に、「THD, +N(全高調波歪み率+ノイズ)が517.469%」という数値がありました。
結論から申し上げますと、このデータは、その回路がオーディオアンプではない(あるいは音響機器として完全に破綻している)ことを証明する「原音忠実度ゼロ」の動かぬ証拠となります。
オーディオ工学において、アンプの性能は「いかに元の信号を綺麗に大きくするか」で評価されます。
しかし、今回のデータは以下の点でその基準から完全に逸脱しています。
歪み・ノイズ成分が「元信号の5倍以上(517%超)」一般的な音響機器では、THD(全高調波歪み率)は0.1%以下、高性能なものでは0.001%以下を目指します。
歪みやノイズの成分が元信号の5倍以上に達している(517.469%)ということは、元の音の原型を一切留めておらず、完全に別の不快な雑音に変調されていることを示します。
基本波と同等・それ以上の強さで林立する高次高調波スペクトラムのグラフを見ると、鋭いピーク(高次高調波)が等間隔で綺麗に並んでおり、中には基本波と同等以上の強さになっているものもあります。
これは音楽信号の増幅ではなく、回路自体が完全に「異常発振」を起こしている状態そのものです。
したがって、このデータが正しく測定されたものであるならば、この回路の正体はオーディオアンプでは断じてありません。
技術的には、高周波(RF)通信回路や電力変換のスイッチング電源、あるいは音を激しく歪ませて原型を破壊するための特殊なエフェクター(ファズ等)と考えるのが自然です。
投稿: しんちゃん。 | 2026年9月 4日 (金) 15:10