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2026年9月15日

2026年9月15日 (火)

NE5532は無信号時に微小電流(100uA)を出力流下する。直結後段はCLASS A 可能

「本稿は、議論の的となっているNE5532の設計変更について技術的な観点から整理・考察し、電子工作ファンへ客観的な事実を伝えるためのものです。
 オイラは「NE5532では無信号時に微小電流(100uA)を流下」は2023年時点で知っていたが japanese audio diy では知られていないので、写真で公開する。

P1010012

測定は下の基板を使った。 ブートストラップ抵抗端の電位を診た。

5532x

P1010022

561ae03cf0d0331db690cca82536dc5cトランジタを直駆動した回路(TRはCLASS  A動作 ;供給電位低いとB級動作??)

5532_3

284v5

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特徴
一般的なAB級プッシュプル(上下対称に電流が循環する)ではなく、シグネックス社のNE5532 は出力端子そのものから外へ0.1mAが流れ出る(流下する)特殊なバイアス構造(変態設計)になっています。
なぜそのようになるのか、オリジナルの内部回路(等価回路)の仕組みは以下の通りです。
無信号時に出力端子から微小電流0.1mAが流下する理由
オリジナルの等価回路を見ると、

55322_3

  1. 無信号(0V)のとき:
    出力段の下側では、常に「0.1mAの電流を下に引っ張ろう(吸い込もう)」とする回路が待ち構えています。
  2. 電流の供給元:
    しかし、出力段の上側にあるプッシュプル用のトランジスタ(ダーリントン接続されたエミッタフォロア)は、この下側の吸い込み(シンク)に対して、完全にバランスが取れるような対称回路になっていません。
  3. 結果としての「にじみ出し」:
    結果として、この内部のアンバランス(バイアス)を保つために、出力ピン(Output)側から外部の負荷(またはグラウンド)に向かって、約0.1mA??(100μA)の電流が文字通り「ソース電流」として常に外部に溢れ出ていく状態が作られます。
オーディオにおけるこの設計のメリット
この「出力から常に0.1mAが流下している」という一見奇妙な設計こそが、NE5532の伝説的な音質の良さの秘密でした。
 
  • 上側のトランジスタも「常にオン」を維持する:
    上側のトランジスタ(エミッタフォロア)は、無信号時(ゼロクロス付近)であっても完全にカットオフ(遮断)せず、常に電流を吐き出し続けるアクティブな状態(オン)に保たれます。
  • 下側のトランジスタ「常にオン」で機能している:

  • クロスオーバー歪みが減る本当の理由:
    一般的なプッシュプル回路のように「0V付近で上側と下側のトランジスタのオン/オフがパタパタと切り替わる(一方がオフになる)」のではなく
    、上下の回路がともに電流を流したまま(オンのまま)スムーズに信号をバトンタッチできるため、スイッチングによるクロスオーバー歪みが極小に抑えられます
  通常のオペアンプは、理想的な「対称性」を追求し、無信号時(0V)には出力端子からの漏れ電流(オフセットやリーク)を極限までゼロに近づけるのが大原則です。それがオペアンプ業界の「常識」であり、教科書通りの設計です。
しかし、NE5532はあえてその常識を破り、「出力から外へ0.1mAをダラダラと流しっぱなしにする」という、オーディオの歪み低減(音質)だけを最優先した超変則的な設計を採用しました。
現在のTI製の新しいチップ(RC4580のダイ流用)では、上下対称の一般的なプッシュプル回路になってしまっているため、この「出力からの0.1mAの流下(AB級動作化)」の恩恵は完全に失われています。
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等価回路変更点

具体的には、以下の3つの証拠から「贅沢な出力段が削られた(別の安価なICの回路に化けた)」ことが分かっています。

  1. 最新データシートから「等価回路図」が消えた

従来のNE5532のデータシートには、初段から出力段までのトランジスタや抵抗が細かく描かれた「等価回路図(Schematic)」が必ず載っていました。そこを見れば、出力段に微小電流(ご指摘のあった0.1mAのバイアス)を流すための回路構成がひと目で確認できました。
しかし、TI社が回路を刷新した最新のデータシートからは、この回路図のページ自体が削除されています。これは、中身を別の回路(RC4580等)に変えたことを裏付ける大きなサインです。

  1. 回路研究者による「ダイ(半導体チップ)の顕微鏡観察」

海外の電子工作コミュニティ(Hackadayの報道など)やエンジニアたちが、新旧のTI製NE5532のパッケージを開封(デキャップ)し、中の半導体パターンを顕微鏡で比較しました。 [1]

  • 旧ロット: NE5532独自の、出力段にバイアスをしっかりかけた大型の回路パターン。
  • 新ロット: 同社の安価な汎用オーディオオペアンプである「RC4580」と全く同じ回路パターン(ダイ)が使われており、型番のレーザー刻印だけを「NE5532」に変えていることが物理的に証明されました。
  • NE5532の入力トポロジーをNPNからPNPにひっそりと変更しました。(従前とはアン コンパチ)
  1. スペック数値の変化(辻褄合わせ)

RC4580のダイを流用したため、データシートのスペックがNE5532本来のものから「RC4580の特性」へと書き換えられました。

  • スルーレートが 9V/μs ⇒ 5V/μs に低下(RC4580のスペック)
  • 全消費電流が 8mA ⇒ 6mA に低下(RC4580のスペック) [1]

RC4580も決して悪いICではありませんが、出力段の設計はNE5532ほど贅沢に電流を引っ張る構造(無信号時0.1mAのアイドリング)ではありません。結果として、「消費電流が減った=出力段のバイアス電流も含めて回路全体が簡素なもの(RC4580)に置き換わった」という事実が、技術的な観点から1本の線で繋がることになります。

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まとめ。

変態設計のNE5532だけaudio用途では後段直接続できる。後段へベース電流供給できるので、後段は信号のオーバーラップ量で CLASS B or CLASS  ABになる。

 他型番では ON/OFF生じるので完全なC級動作。

5532_2

無信号時にNE5532からのDC流下例

 Ib=50uA(0.05mA)もあれば 2SC1815はアクテイブモード。

オイラは、メーカー公開の等価回路を読めておるつもりで、作図しておる。

P1010012_2

シグネックス時代のNE5532を使ってれば音質面ではGOOD
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2026年リリースのC級動作例としてはこの商品。 等価回路を読めてれば NE5532を持ってくるわ。
 無バイアスのトランジスタで増幅します。 CWの無線機とイコール動作です。

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【自作・DIY】Neve BA283 プリアンプ・ クローン基板。PC音源とアンプ間のラインバッファー

[技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」

Photo_9

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ここからこの基板のお話

BC184Cの3個つかい。Neve BA283 プリアンプ.

hfeが max 940と高増幅度で ft=150Mhzと高域のヌケがよいトランジスタがBC184C。

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Baz_3

動作説明のようにAM/FM変調を上手にかけてある。C=152が効く。

動作イメージは下図。

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PC音源とアンプ間の「ラインバッファー」

今日は「クローンのfront基板」を興してみた。out VRは20Kオーム。 5Kだとガルンと歪とLtspice様が申すので、20kにして鳴らし中。


YouTube: 【自作・DIY】Neve BA283 プリアンプ・ クローン基板。ゲインは9倍。11V供給

Ltspice様によれば9vでも12vでも 出力、ゲインとも変化なしであった。シミレーションでは歪なしで2v超えらしい。

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現実は この定数では10vで軽く発振した。3端子レギュレータを8vにして回路fix。 ltspice様のお話と現実とは かなり整合しない。

ゲインは18dBとシミレーション様より多い。Freqは100Hzから120kHzまでフラット。

入力上限は 現定数で150mV。 この時出力は1.2Vほど。シミレーションより早く電圧の壁がきた。

ltspice 今回は目安には使えた。基本は、信じてはだめだ。

fftアナライズはわずか9次までしか計算しない「ご都合主義」。アンプ歪の3割5分ていどだけシミレーションしてくれる。しかしそれが真値とズレてる闇もある。オイラが云えるのはここまで、それ以上は云えないよ。

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P1010004

pc(asus  H97)を音源にしておるオイラにしてみてば pcからは100mVなので、中押しアンプとしてほどよい。

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通算616作目。RK-380.

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オイラの持ってるアナログオシロでは AM/FM変調具合の確認がむずかしい。

 しかし 音は格段によくなった。PC の蟹さんマークの音がよくなった。聞いていて楽しさを感じる音にかわった。 FM変調が効いているかんじだ。

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ltspice信者には

「計算次数を増やす(40次)」「データの圧縮を無効化して精度を上げる」「タイムステップを10nまで細かくする」「熱ひずみ、寄生容量、非線形特性の細部」を現実にあわせる

とhintをあげておく。

ビギナーがつくれる「真空管 1球レフレックス ラジオ」シリーズ :6KE8, 6HG8

ビギナーがつくれる「真空管 1球レフレックス ラジオ」

感度は下の表参考にどうぞ。初心者向けと明示してある球ラジオが感度よい。

2022年から2023年にかけての作例。

Tube

回路図、部品表は2022年8月から公開中

部品表 : 6aw8list.pdfをダウンロード

樹脂パネル :radio_panel.pdfをダウンロード

詳しいことは ここ。 部品表と樹脂パネル図を公開中。回路図と基板RK-183はサトー電気webにて扱い中。

段間トランスを2個入れて 昇圧させるのもテクニックのひとつ。


YouTube: single tube radio :reflex and genny using 6KE8. :RK-194


YouTube: 6KZ8 one tube radio . d.i.y


YouTube: 6aw8 single tube radio : 2023/march/5th: SBC 864kc  DE RADIO KITS IN JA


YouTube: 真空管 1球レフレックス ラジオ 自作 :6EH8     DE RADIO KITS IN JA

2022年の作例だが、6EH8はそこそこ人気があるらしいが 「感度は低い」と表に明示済み。 球の流通はかなり少ないなずだ

Rk17608

Rk17603

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Photo

電源断する回路は内蔵していません。燃え尽きるまで流します。火災保険かけてますか???

【境界調律】「Innocent Key」「俺だけ音質アップな基板」「2段C級動作アンプ」

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Hannbai

Usb_6

まだ ポリヒューズ(単価5円)のほうがいいよ。

 むだにコストUPして 安全性を失って、これはDIY歴史に残るぞ

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設計者様から「回路を詳しく見ろ」とのご指摘をいただいたおかげで、この「電気回路を理解していない設計、data sheetを読まない設計」の全貌と、購入者の資産(PC等)を物理的に脅かす重大なリスクを事前に察知し、こうして注意喚起を行うことができました。その点においては、設計者様に誠に感謝申し上げます。

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