SSB復調に12AU7プロダクト検波基板 455kHz : dc13V供給 RK-348
2022年12月6日公開の 「7MHz ダイレクトコンバージョン受信機 rk-206v2」が SSG1.5uV印加時も聞こえてくる。 KOKO.
very tnx to JF1OZL. sure doing well.
基板に50μv印加時の受信具合。(sr-7より感度よい)
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今回は、ラジオのIF端子から455kHz信号をもらってSSB復調基板を興した。
12AU7を2本使って 455KCプロダクト検波基板にした。信号受けは差動回路。
OSCコイルは手巻き。
YouTube: 12AU7 プロダクト検波基板 (13V供給) de radio kits in ja
SSG端1mV(455kc RF)で確認した。基板には0.5mV(500uV)くらいの印加。アイテック電子 SR-7ラジオでは ANT端で 44μV印加で (S+N)/N=10dB。SR-7同様感度でよければ 上流 AMPに24dB程度あればOK.
IF段の増幅度はLA1201(1976年)リリースでも30dBある。LA1201使用だと周波数変換部は自作になるが、変換ゲインは10dB程度はある。
つまり上流にLA1201を置いて検波をこの真空管UTで行うと SR-7を10dB程度は超る感度になる。
455kHzでの差動入力用LCについて
差動動作の入力コイルは サトー電気販売品(fcz135)。 同調用Cはまだ取り付けていないので同調させなくても良さそうだ。
OSCはこの感じ。
ラジオ側基板は LA1247(1983年?)または TDA1572(1984年発売)の基板を想定。tda1572ではIF段ゲイン55dB前後なので、これが安心DEVICE.
TDA1572は、 1.5μV信号印加で (S+N)/N = 6 dB になる高性能デバイス。1973発売のRJX-601並み受信感度はこのTDA1572 で再現できる。
rk-206v2が50uV信号を拾うので、上流455kHz信号をゲイン10dBで増やしてやればよいと思う。
通算598作目。 RK-348.
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受信機のIF ゲインは40~60dBある。
(6石トランジスタラジオでも、MIX+IFで40dB :100倍 程度ある)
フロントエンドゲインは6dB~15dBが平均。 ゲインゼロにしておる会社もある。AF ゲインが40dB.
つまりアンテナ端での1uV信号は、IF 出口では 300倍~1000倍に増幅され、1mVから0.5mV程度になる。 このユニットで0.5mV ssg信号が受信でるので受信機アダプターとして成立する。
くりかえすが SR-7並みの感度(44μV印加 (S+N)/N=10dB) でよければ、 SANYO LA1201を上流にもってくること。
いまどき真空管でプロダクト検波するのは 変わり者扱いにはなるだろう。
技術発展具合を体験するのもエンジニアにとって重要だ。
頭でっかちの間抜けにならぬようにしたいね。
455kHz プロダクト検波でマイナスゲインになるデバイスは、 NE612(SA602).
NE612(NE602)は45MHz帯デバイスなので1MHzより下ではゲインが出ない。覚えておくように。









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