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2026年7月19日 (日)

表向きは『無帰還のピュアなアンプ』と宣伝しているけれど、中身はガッツリと負帰還(NFB)に依存した普通の回路だった

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技術検証報告:HPA-1000 (ZEP 販売品):A級無帰還ディスクリートアンプ

  • 製品発売日:2021年1月11日
  • 回路検証日:2026年6月1日
項目 宣伝・表記の主張 回路・仕様の現実(客観的事実) 法的・倫理的な問題点

終段の動作
「無帰還(ノンエヌエフビー)」 エミッタ抵抗(0.22Ω)による電流局所負帰還が常時作動。 物理的な回路動作と商品説明が矛盾(優良誤認の懸念)。

ループの起点
「最終段からは一切掛けていない」 出力端(最終段)から入力へ直結し、直流オーバーオール負帰還を形成。 「一切」という断定表現が虚偽。

技術的説明
最新の画期的な「無帰還」構成 1971年の文献に載っている直結負帰還アンプそのもの。 過去の技術の流用を、誤認させる形でマーケティング。

A級動作の標榜
「最大出力 1200mWまで全域で純A級(CLASS A)動作 終段トランジスタ1つあたり20mAがアイドル電流。最大出力A級 1.2W時には電流 71mAが必要となり、アイドル電流の3.5倍流れるのはB級動作回路。      仮にA級動作維持させると、素子1つに1.3Wもの無理な負荷がかかりトランジスタを著しく劣化させる(定格 1.5W)※放熱板必須 実現不可能な動作条件をスペックとして謳っており、消費者を著しく誤認させる(優良誤認の懸念)。

電源の品質と負帰還の不一致
無帰還によるストレートな高音質」など、純度の高い回路動作をアピール。 終段の4パラ回路がメイン電源(±19.5V)に行くが、大出力時に電源全体が激しく変動する。Q27で初段へのノイズ回り込みを防ごうとはしているが、この電源変動から生じるアンプ全体の歪みを抑え込むために、実際には強力なオーバーオール負帰還(NFB)のループが必須不可欠な設計になっている。 「無帰還(NFBなし)だから高音質」と謳いながら、実際には電源のフラつきを力技でカバーするためにNFB回路に100%依存した設計になっており、商品説明の根幹が破綻している(優良誤認の懸念)。

保護回路の機能不全
(安全性)
「大切な高級ヘッドホンをDC出力段破壊から守るプロテクター搭載」等の安全性をアピール。 DC15Vが漏洩した際、低音判定防止用RCフィルターの充電遅延などが原因で、リレーの完全遮断までに約110〜111msを要する。しかし、高級ヘッドホンのボイスコイルは過負荷からわずか10msで焼損する。 1950年代からの古典的な時定数設計のままであり、実際には「ヘッドホンが燃え尽きた後に作動する」という意味をなさない形骸化した保護システムになっている(製品の安全設計における重大な過失の懸念)。

公式技術解説の自己
矛盾
キャッチコピーや宣伝文句では「無帰還」と繰り返し断言。 ZEP公式の解説記事(Webマガジン)内で、堂々と「帰還量の調節」という見出しを掲げ、抵抗値 R11 からの仕上がりゲイン(帰還量)を求める計算公式まで公開している。 製品の看板(無帰還)と、メーカー自らが公開している内部仕様の記述(帰還量計算)が真っ向から自己破綻しており意図的な虚偽記載(優良誤認)

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