中波MT管他励式6球ラジオ
2014年9月の記事です。
webを見ても中波帯で「他励式の真空管ラジオ」の製作記事は少ない。
だが欧州の市販ラジオでは、FM/AM の2バンド真空管ラジオだと結構他励式がある。
双3極管でOSCさせることは簡単だが、
「注入量と耳との関係」 「発振強度とOSCコイルの関係」「発振の切っ掛けと残留ノイズの関係」があって、技術面ではかなり楽しめる。
6BE6のラジオに飽きた方は、他励式の中波帯真空管ラジオを手掛けると面白いですよ。
インターネットが普及したお陰で、「エア電子工作」が流行っているようだ。
「エアギターの時代」になるのに伴い,「電子工作の製作記事を閲覧して製作したつもりになる」のがエア電子工作と規定されているのをオイラは見た。
製作のノウハウってのは重要な情報である。しかし、只同然で見れるようになると情報の対価が失われる。また間違った方向に流れると、「モノ造りのエンジニアを軽視する」ようになる。今の日本が、まさにその状態だ。Sonyも技術者を真っ先に斬ったよね。だから無配当になった。
エア電子工作が好きな方向けにUPしているつもりは無いので、悪しからず。
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先般、「他励式 BC帯6球スーパーラジオ 6GH8」は
置き場に困ってYAHOOに出品してしまった。中国製IFTのIF漏れも想ったより少なくて良好だった。
6BY6や6BE6などの7極管を使ったラジオは、BC帯で聴いていてもコンバータノイズが多い。
エア電子工作派にはわかりえない実体験の話で恐縮する。
50年代の本を読むと真空管の内部雑音を数値化した計算式がある。恐らく、WEB上にもあると想う。
IFTの中を見て、「PB表記が天側 or 地側」の確認をする。
家電メーカーの三洋なので、ナショナルと同じく「PB表記が地側」になっていた。
「どの向きで使うのか?」は、「真空管用455Khz IFTでの疑問」を参照。
シャーシは、リードのS7。黒くしてみた。下地にミッチャクロンは塗布した。
IF球はセミリモートの3極管にしようとも想ったが、手持ち球数が多くないので見送り。
構成
・6BZ7
・6BD6 x2
・6AL5,
・6HM5,6AR5
AFのゲインは、SP端でのVTVM読みで20dB丁度。
IFTのFreq合わせ中。
S/N 10dBが取れる程度のSGのOUTは大体22dBくらい。(シールドBOX環境ではない)
他励式なので注入量を確認中。
今日は、オイラにとって新しい発見があった。
「発振回路っては、発振強度を維持させるための回路」と2年ぐらい前にUPしたが、
「発振の切っ掛け」は、やはり奥が深い。
トランジスタ式だと割合に簡単なのだが、真空管は熱で暖まるゆえにコールドスタート時と
それなり温度時では切っ掛け条件が違う。
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シャーシは横200mmサイズのs-7. スピーカーを搭載しないと200mm幅に収まる
テストループでSG信号を飛ばして、トラッキング中。
トラッキングが済んだので、
VRを絞ってのVTVM値を読む。(所謂 残留ノイズ)
1mVレンジで読んでいるので、0.35mVくらいらしい。かなり低い。
局発のモレが重畳しているのが判る。
残留ノイズは1st AF、2nd AFの球に結構、依存する。
OSC球には+Bは30Vも供給すれば足りる。
「発振の維持用コンデンサー」が大きいとガラス管?の共振した音がコールドスタート時に聴こえるので、容量はほどほどに、、。
あとは、ダイヤル指針をつけて終了
ノウハウは文字にしない。写真で上げておく。自作派ならわかると想う。
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以上、第108台目の製作記事でした。
















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