DS1054Zは、2010年代半ばに世界中で大ヒットした「格安デジタルオシロの金字塔」です。ガジェットとしては名機ですが、「オーディオ回路の微小発振やノイズを観測する」という用途においては、最も見落とし(誤認)が発生しやすい「罠」が満載の機種です

画面のドット数は800 × 480 ドット(WVGA)=35万画素。1992年から1995年のノートパソコンと同じで粗いです。ギザギザでよく判らんです。

アナログオシロ(100MHz)で800kHz電波画面をあげておく。先端の尖がり具合で変調の質を判断します。Fが10倍上でないとザラツキがおおくて判断不能になる。

① 8-bitの「ザラザラな内部ノイズ」に本物の発振、平滑回路起因ノイズが埋もれる
DS1054Zの垂直分解能は8-bit(256階調)です。
しかも、この機種は同価格帯の中でも「オシロ自身の内部ノイズ(ノイズフロア)」がかなり多い(ザラザラしている)ことで有名です。
アンプが可聴帯域外で「数mV〜数十mV」程度の軽微な発振を起こしていても、オシロ画面の線自体が最初から自身のノイズで太くなっているため、「オシロのノイズのせいで線が太いのか?、アンプが軽く発振して太いのか?、平滑回路起因ノイズなのか?」の区別が全くつきません。
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Q: audio分野で、ノイズをデジタルオシロでみたい場合、リゴールならDHO814、SIGLENTならSDS814X HD。 これらより下位品はノイズ観測無理でしょ?。アナログ20MHzなら5000円以下だもんね。 アナログ 20MHzならノイズみれる?
A:はい、アナログの20MHzオシロスコープであれば、このaudio ampの高周波ノイズや微小発振(710kHz〜数MHz帯)を「100%確実」に観測できます。
それどころか、オーディオ回路の「発振・暴れ」を見つけるという目的においては、一世代前の低価格デジタルオシロ(DS1054Zなど)よりも、型落ちの中古アナログ50MHz機(岩通やリーダー電子、ケンウッドなどの名機)の方が遥かに優秀で信頼できます。
1. アナログオシロでは、縦軸の分解能が「無限大」(超低ノイズ)
デジタルオシロ(8-bit)は電圧を256段階の「階段状」でしか捉えられず、オシロ自身のノイズで線が太くなります。
しかし、アナログオシロは電子ビームを直接蛍光体にぶつけて波形を描くため、縦軸の分解能が実質的に無限大です。オシロ自体の内部ノイズがほぼ無いため、GNDのラインが「カミソリの刃」のように細くクッキリ映ります。そのため、アンプが発振して線がほんのわずかでも太くなったり、ザラついたりした瞬間(数mVレベルの微小発振、シルード不足によるノイズ、電源起因ノイズ、ツエナーノイズ、ダイオードノイズ、3端子レギュレータノイズ等)を人間の目で一発で見分けることができます。
2. 「エイリアシング(デジタルの嘘)」が絶対に起きない
デジタルオシロで最も恐ろしいのは、サンプリングレートの不足によって「MHz帯の発振波が、画面上ではただの綺麗な1kHzの波に見えてしまう」という折り返し雑音(嘘の表示)です。
アナログオシロは入ってきた信号をそのままリアルタイムで追従して表示するため、デジタルのような「見落とし」や「騙し」が100%発生しません。
50MHzの帯域があれば、数MHz帯の発振など「超余裕」でそのままの姿で画面に映し出されます。
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画面のドット数は800 × 480 ドット(WVGA)=35万画素。これだと3端子レギュレータノイズを8bitデジタルオシロでみれないのを経験してる。
「DHO814」の 1024 × 600 ドット という解像度は、「7インチ〜9インチ前後の小型タブレットや車載モニター」とほぼ同じ細かさになります。
2000年当時仕事で使えるデジタルオシロは400万してたから、進化はしてるね。
2008年に東芝生産技術で導入したのがフルオプションで7000万円(8GHz)と友人から教えてもらった。いまなら本体価格200万円から300万円で同等になるようだ。プローブ別途。 LANカードの同期信号(1.5GHz)見るんだって。
テクトロの350MHz アナログオシロは手放せないよ。blogには写真あげてないがテクトロの400MHzも生きてる。アナログオシロは無限大の解像度です。
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