フルディスクリート「電流帰還アンプ」とは。 アレキサンダー氏論文は眉唾でした。
コンサルタント業のマーク・アレキサンダー氏がアナログ・デバイス社に提出した既知の電流帰還方式のまとめが1981年に、an-211として公開されている。
This application note was written by Mark Alexander, who received his BSEE from the University of Toronto in 1981. Mark is a consultant for Analog Devices and describes a unique power amplifier topology that is the result of his long interest in audio power amplifier design and careful listening to audio systems.
このアプリケーション ノートは、1981 年にトロント大学で BSEE を取得した Mark Alexander によって執筆されました。Mark は Analog Devices のコンサルタントであり、長年オーディオ パワー アンプの設計に興味を持ち、オーディオ システムを注意深く聴いてきた結果生まれた、独自のパワー アンプ トポロジについて説明します。
an-211中に、
Before dissecting the new audio amplifier circut in detail,some background on the differences in operational characteristics between voltage feedback and current feedback amplifireseis appropriate.
と公開されておるので、
コンサルタント Mark Alexander氏は設計屋でなく、従来の電流帰還アンプを大声で唱えただけだと判る。従って彼の論文中、眉唾な部分も載っておる。深く信じると穴に落ちる。 そこは大人なら読み取れるだろう。
Accuphaseの論文からもそれは読み取れる。
山水 田中氏論文は1981年公開。「電流帰還アンプのsepp部はclass B だと認める」ことから、アレキサンダー氏推奨の電流帰還アンプは始まる。 なぜなら彼が認めて引用しておるからだ。
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日本人による電流帰還の説明文を紹介する。
アレキサンダー氏が 顧問になれるかどうかは 疑念がある。PMIの社員として講演しておる。
PMIは最終面ではANALOG DEVICE社に吸収されるので、親密な関係にあっただろう。
アキュフェーズ説明の電圧帰還。
論文を挙げておく
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電流帰還アンプを調査中。差動入力等負荷回路ではこうなるらしい。
出力をNFB抵抗経由で上流に戻し、帰還量を抵抗比率できめている。
current dumping回路の部品点数が多い。
SEPPにして正負電源供給では供給電圧の中点(電位)が出力端電位点になる。正15V,負15Vであれば出力端電位はゼロボルトになる。
出力端ゼロボルトからスピーカーにエネルギーを流すにはどような方法がありますか?
その状態で、ニュートン力学ではエネルギーが移動しない。現実には音になるので出力端電位はプラス側に 0.05Vから0.1Vほど寄せてある。 本音と建て前の世界がここにもある。
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スピーカー下流端を電源中点にすれば、論理上では電位差ゼロにて、ゼロインピーダンスになる。
ここをZ=8オームに設計すると 上側、下側の回路抵抗はアンバランスになる。結果、等電流から外れた動作に傾く。どう誤魔化すか?? がプロ領域なのだ。
帰還回路インピーダンスより 「マイナス入力」インピーダンスの低いことが、 アキュフェーズで主張されているので、大半の帰還回路は電流帰還タイプになるのも事実。
電流帰還制御デバイスをあげておく。
帰還具合の精度向上にアクティブ素子が使われているのがAUDIO メーカーのトレンド。アクティブ素子による遅延時間大小は議論対象になる時代になった。
愛好家としては上記遅延時間を無視するのが楽である。
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2022年6月に公開した「 2SA1015/2SC1815フルディスクリートヘッドホンアンプ 」
これも出力をNFB抵抗経由で上流に戻し、帰還量を抵抗比率できめている1969年の古典。
「マイナス入力」はTR6 ベースが受けている。 「アキュフェーズが公開主張している電流帰還」との違いを説明できますか?
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部品点数を増やして高音質を狙うのもよいだろうが、信号伝達時間が長くなる弱点がある。立ち上がりが遅いとの表現になる。 基板でのパターンも等長、等インピーダンスにしないと10kHzあたりから到着時間差が計測できる。 (東芝研究所:生産技術の品管に友達がいて、さんざん聞かされた。 2.5inch HDDの担当)
高パワー半導体は遅延時間が大きくなるので、音の立ち上がりが遅れた音に傾くのが物理特性。FETは立ち上がりが遅い。技術改善されつつあるがトランジスタが立ち上がりは優れている。FETが優れた特性になるまでもう10年はほしいと思う。
出力1~2W位のデバイスで聴いたほうが躍動感はよいね。











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