遅延信号を位相加算させる回路のひとつにclass AAがある。Cで進相させ、インダクターで遅相させる。設計ターゲット周波数は不明。
[ClassAA とは、Technics が開発した疑似A級アンプ方式、遅延信号を位相加算させる回路だ。
テクニクスa-700の図面。
v-ampから3本信号ラインが ブリッジ回路に入っている。 V-AMP部の信号遅れは時代的に1μ秒程度か?(聴感じゃ遅れが認識できる時間はある)
ブリッジ回路はコンデンサー多数で部品点数は わずか20個。
特筆はV-AMPの同じ位置からR経由の2信号ライン。この信号がインダクター経由で後段に続く。
A-700回路では「Cで進相させ、インダクターで遅相させる。設計ターゲット周波数は不明。」
上記回路のようにLCRによる位相回路になっておる。
この位相についてCLASS AA 信者から説明がないのは 闇。
応答遅れの概念が AUDIO AMP分野になかった時代の製品。 いまじゃ通用しないぽい。



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