CQ誌 2010年10月号 FCZコイル使用でのエネルギー変換効率
2SC1906を Ie=20mA. VCC=12Vで使ったので供給エネルギーは240mW.
出力maxは20dbm(100mW). 於:3.5MHz
変換効率は100/240 =0.42 前後。 おおむねエネルギー変換効率0.4 (3.5MHz)と覚えておくとよい。
巻き線負荷なので理論上限は0.56。 理論値に対して8割なので上出来だ。
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14MHzでは 効率0.2程度。インダクターが小さい挙動になる。
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2sc1815が熱暴走するのはコレクター電流80mAから上。 50mAでは熱暴走しないのを確認済み。
トロイダルコアを負荷にした場合、 刊行本のような効率にはならないのを実験済み。
磁場の影響大小がある分野らしいことだけは掴めている。
経験では、「出力100mWであれば LC共振負荷が効率よい」。
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エネルギー変換効率のよいデバイスとして 2sc2053は有名。
パワーゲインで15dB超える優秀なデバイス。
2SC1906で5mW 出。 それを2SC2053に入れて 出力220mW程度取れるデータにはなっている。 2SC2053のパラで500ミリワット出力も回路定数しだい。 放熱版レスで500mWならば使いやすい。




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