CA3028 ダイレクトコンバージョンRX : RK-91
2020年の開発品 CA3028 ダイレクトコンバージョンRX
CA3028は1966年販売開始品。MC1496が1968年発売なので、ダイレクトコンバージョンでCA3028の採用例は多い。
しかし古すぎて忘れられている。
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この2021年11月にRK-91の作動確認してみた。
「部品不良が無ければ動作し受信作動しますので、製作ハードルは高くないと思います。」のキットであるが、ICの相性問題があるようだ。
YouTube: ダイレクトコンバージョンRXに SSG信号入れてみた。
SSG電源を落とすと静かになる。
ゲイン過多起因の発振はない。実に正常動作中だ。
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・正常でない作動音がするのであれば、「帰還発振?」「 電源投入時の電圧アバレ起因のモーターボーディグ現象?」 のふたつの可能性がある。 回路が基本拙いのであれば上記動画のようにはならぬ。
・CA3028は発振のしようがないので、あやしいとすれば386だ。 386の製造メーカー指定が必要????とも思う。386は回路はそのままで配置変更すると発振する「神経質なデバイス」(過去BLOGに公開済み)。 相性の問題とも思う。sns?で帰還発振する??情報があるので、発振するIC組み合わせをトライアンドエラーで見つけてみる。
・OP AMP 分野では、TIが製造したデバイスは電源投入時に音がする型番がある。 注意して使ってはいるが386もそうかも知れない。
・或いは386周辺のケミコンは昔のようにリークが大きいものがベターな可能性も内包している。近20年流行りの低ESRは、「低ESR 発振」と検索すれば 「発振する情報が多数公開されている」。低ESRと謳わなくとも、20年間も低ESR化が進み電解液が変わっているのでケミコンは注意だ。3端子レギュレータの出口に低ESRを使うとボボボとくることが多い。
・現象を再現するようトライアンドエラー中。386はTIしかなかったので他2社を入手中。
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低ESR品は コンデンサーメーカーWEBに公開されているように、負荷としては軽すぎて発振する。 従来品をつかうように。


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