スーパーCW フィルタ EVER-599に思う。 type B , type C まとめ
ダイワインダスリーからの発売品。アイデアはJH1FCZ氏とイコール。
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・JH1FCZ氏の名作のひとつに「ever-599」がある。凄いとのウワサさだがオイラは実機をみていない。それがリリースされた頃はデンソー向け基板検査ラインを設計していた。
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JH1FCZ氏の思考に沿って LM567でトライしてみた。パクリマンに成り下がるつもりはないので、プラスアルファで回路変更してみたが、信号大小でPLLロック周波数が上下に動いてしまい、肝心の信号を見落としてしまっていた。
回路弱点
1, VCOは入力信号強度に依存して動くことが確認できている。 これは同期検波UT化の折に信号が強いと455KC~460KCまで引っ張られることから判明した。およそ1%は確実にPLL周波数が引っ張られる。
2,入力強さは200mV以下が要求される。これはデータシートにも公開されており、実験でも同様な結果になっている。
3,DAIWA(606K)のはBPF通過後にLM567に入れているようなので、「データーシートでは低次歪に注意」とアナウンスしているのを順守したようだ。
4.ever 599(JH1FCZ氏設計)はダイオードリミッター通過後にLM567に入れている。 結果、低次・高次歪は発生させる。もともと過入力でのLM567使用になっている。
5,オシロでみる限りON/OFFは100%シンクロしなかった。ミスショットは何かの条件に左右されていると推測できた。。
①
TYPE Bについて
LM567回路変更した。
この入力電圧(10mV)では LM567がONしない。
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これ(30mV)でONした。
・入力強さを可変して条件をさぐったら、入力強いほど検出幅が広がった。on/offの境界ではLM567内部の導通が変化して、ONセンター時よりもLEDが明るくなることも判った。結果として2SA1015経由での電圧印加が増えていた。LEDが最も明るくなる位置で合わせるとダメ。
・ネライとしてLM567には80mV信号がよいようだ。 150mVも信号を入れると検出幅が広がる。ダイオードクリップするほど(600mV)も入れては駄目だ。
・LM567のVCOは入力周波数に少々引っ張られる。15Hz程度ならばいわばAFCのように追従してくれるので具合よい。
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・LM567部以外の部品も実装した。
・実験から「入力上限を設定する必要ある」ことが判明しているので、compーicを入れた。
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これは、AF IC直前の波形。ever 599だとLM386直前の波形。
ストレージスコープなので波形のストアが出来る。ストア300回して都度波形をみたが、ミスショットは無かった。300回 x8山なので2400発分を見たがミスショットはない。
・まとめ
1、LM567への入力電圧は100mv前後がよい、ネライは80mV.
2,LM567の6番ピンへのCは大きいとミスショットにつながるので、104程度にした。
3, チューニングLEDを見ながらの合わせは、信号の上側、下側で最も明るくなるので、明るい2点間のセンサーにすること。
②
TYPE Cについて
LM567に印加する周波数にも着眼してみた。 入力信号がLM567自励周波数に近ければよりbetterだろう。急峻な凸特性はop ampでは無理。そこでT notchの急峻特性を生かすことにした。
notchで40dB程度は吸えるので、元信号を反転させて加算すると、notchで吸った部分だけが加算出力になる。 ノイズキャンセラーとにた思考。音声信号であれば位相差起因で妙な音にきこえるが、うなり音(昨今はビートと呼ぶ)なのでセーフだろうと思う。
それをlm567に入れる、 その時twin t回路のmuteが外れaf icにtone信号がわたる。臨場感も必要なので、入力信号の一部はaf ic に入る。TYPE C案として公開。
TR2のON/OFFは C24の漏電流を利用してる。中華テスターで読み取れる程度のuAは流れる。
当初案のPDF. 最新版はCAD DATAをUP中・
type C でリリース。 まずは反転加算の確認。egale cad dataは
notchで相が変わるので、低域の相が遅れるのが少ないのはここら辺?
こっちのほうがいいか? website
R1=R2=20K R3=12.5K C1=223 C2=C3=103
いまだに実験できる環境にない。
傷害疑義者(5月検察庁長野支部に書類送検済み)からのスートーカー行為が予想されるので、長野県警のアドバイスに沿って3月から被害者は避難生活しておる。











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