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2025年11月13日 (木)

KP-12Aと同じRFスピーチプロセッサー自作 for SSBer。自作基板 RK-84の領布

2020年5月 開発品。「50MHz 直交変調向け」のSL1641。

・ サトー電気販売品の日興電子 クルスタルフィルターとジャストフィットする基板です。このフィルタはICOM のHFトランシーバー(IC-710~740)に採用されていた商品。 これをつかえばSSBトランシーバーと同じ特性になる

サトー電気 クリスタルフィターで検索。

クリスタルフィルターは9MHzでも10.7MHzでも同じサイズなので手持ち 中間トランス(又はFCZコイル)の周波数に合うものを用意のこと。 上級向けです。

P1010002

9mssb

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以下、「自作するssber 」向けの製作記事。

Rk8402

キャリアの周波数あわせ。

Rk8405

crystal filterの特性を確認。右が入力波形, 左が出力波形。

Rk8404

Rk8406

構成。 kp-12aとブロック図は同じ。

kp-12aのdsb生成 dbm TA7045回路が少し拙いので、波形が50MHz帯でも綺麗なSL1641にしてみた。

kp-12aは入力2mVでリミッテイング開始するが、本機は入力0.06mVでのリミッテイング開始設定できる。その味付けはR21に拠る。

Rk8401

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0.06mV入力でTA7061作動させた例。 これほど小信号から作動させることは無いので、1.2mV入力近傍から動作する設定が良い。

Rk8407

 

 


YouTube: RFスピーチプロセッサーの試作中:リミッターTA7061の確認


YouTube: RF スピーチプロセッサーの試作中。ICOMフィルターのキレ確認。

基板ナンバー RK-84にて領布。 

mic comp系では、 ssm2165(ssm2166) , an829, そしてrk-84で押さえれば敵なしだ。

njm2783やta2011は期待するほどには性能がよくない。

50MHzで使える直交変調deviceは s042p と sl1641。 日本製品では性能劣るので注意。

ne612を50MHzでつかうとは波形が歪むので送信側にはむり。

sn16913は20MHz帯で波形歪む。

dbm分野は1990年以降ギガ帯での開発に移行しておるので、無線家が使うデバイスは1965年から1990年に開発されたdeviceになってしまう。覚えておくといいね。版下と製造機が残っているので製造されてる。

ウエハJ300登場以降は、シリコンパターン薄化し15vから30v程度供給して電流を流すICに変わっているのでそこも注意。 ウエハ4インチ世代のが品質は安定していた。ウエハ4インチ、5インチでの製造機は2008年ころ日本からすっかり消えた。

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YouTube: 同期検波(自作ラジオ)でnhkを聴く


YouTube: 「レフレックス+再生」式 単球ラジオ。

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