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2025年10月17日 (金)

大町市が昨年実施した2件の入札を巡り、官製談合防止法違反

大町市が昨年実施した2件の入札を巡り、官製談合防止法違反(入札妨害)などの罪に問われた市立大町山岳博物館前館長で市職員の牛越秀仁被告(57)=大町市常盤=と、公契約関係競売入札妨害罪に問われた信光実業(本社・神奈川県藤沢市)前社長の菅沢(すげさわ)浩也被告(65)=同=の判決公判は16日、長野地裁であった。坂田正史裁判長は牛越被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、菅沢被告に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 両被告は8月の初公判でともに起訴内容を認め、弁護側は情状酌量を求めていた。

 坂田裁判長は量刑理由で、牛越被告について「地元の先輩に当たる菅沢被告に求められるがまま、大胆かつ安易に重要な秘密事項を2度も教示した」と指摘。「公共工事の入札手続きの公正に対する信頼を害しかねない行為だ」と非難した。

 菅沢被告については「業者間の受注調整が習慣化していたことを背景に、市担当者から工事の入札予定価格を聞き出す行為を繰り返しており、常習的な犯行」と認定。両被告の刑事責任は「決して軽くない」と強調した。

 牛越被告の弁護人は閉廷後の取材に、控訴するかなどについて「ノーコメント」とした。菅沢被告の弁護人は控訴の予定はないとした。

 判決によると、牛越被告は市教育委員会スポーツ課長を務めていた昨年、市運動公園第一屋内運動場と市立大町図書館の照明LED化工事の入札で、菅沢被告に予定価格に近い金額を伝え、同社に落札させて公正な入札を妨げた。菅沢被告は伝えられた価格に近い金額で工事を落札した。2件の落札率はともに98%以上だった。

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