VC-4アンプ構成(Voltage Control 4-amp)は、かつてTechnics(テクニクス)が提唱した、Class AA技術の中核となるパワーアンプ回路です。
出力インピーダンスが無限大の電流ドライブアンプと、インピーダンスが0の電圧コントロールアンプをパラレルに配置。負荷(スピーカー)変動の影響を受けずに高精度な電圧増幅を行うことで、低歪みと高純度なスピーカー駆動を実現した技術です。
主な特徴・構成
- 構造: 電圧増幅を担当する「電圧コントロールアンプ」と、電流供給を担当する「電流ドライブアンプ」の2つをセットにしたアンプを、左右チャンネル用に4つ構成する仕組み。
- Class AAの要: 電圧を一定に保つアンプと電流を供給するアンプを分担させることで、スピーカーのインピーダンス変動による信号の歪みを抑える。
- メリット: スピーカーの接続端子電圧を一定に保ち、高音質かつクリーンな増幅(低歪率0.0007%など)を実現。
- 搭載機種: 1980年代〜90年代のTechnics製プリメインアンプ(SU-V90Dなど)やセパレートアンプ(SE-A100, SE-A5000)に採用された。
まさに 1985年秋 に発表・発売されたパワーアンプ SE-A100 からこの名称と構成が本格的に採用されましたtechnics_sea100_sm.pdfをダウンロード
回路図が示すように多重帰還回路が採用されている。三菱のM5238が載っている。自社のオペアンプを採用できなかった。
翌年CLASS AAとしてネーミングし新シリーズ販売。
日本ではゼロからの製品開発はほぼ行わない。先行品改善して新製品を売り出す。
韓国ではリセットスタートさせて製品が当たることが多い。
元思想はアメリカのオーディオメーカー、スレッショルド(Threshold)社が開発した「STASIS(ステイシス)方式」。
1978年: 米国にて特許(US Patent 4,107,619)が成立。1979年に STASIS 1発売。
その特許に抵触しないで思想でテクニクス CLASS AA 1986年。
家電メーカーは先発技術の改良で新製品を販売していくので、SU-10000での多重帰還制御も受け継がれてNEW CLASS A、CLASS AAに進化。
「リニアフィードバック方式の限界が見えたので、STASIS方式に乗り換えた」
