QUAD 405 はCLASS B。   最近 CLASS Bに人気があるらしい。

「技術的な定義の矛盾を整理し、電子工作ファンや消費者が誤った認識で商品を選ばないための注意喚起を目的としています」

Quad

この誌上公開後に製品が投入される。

歪キャンセル回路は、ベル研特許のAUDIO版。回路をみればわかるが、LCR直列共振利用で進相させSEPP部のft 0.8MHzの壁をこえる発想。1975年往時のPOWER TRは1MHzあたりに壁

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最近日本での例。

およそ50年振りにCLASS Bを採用した例。

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QUAD社の歪キャンセル回路を外しただけの回路で、新規性は皆無。 むしろ CLASS B復活と称賛したいが、みた通りの seppバイアスを逆指数回路でしばりつけて、直線性を排除した回路。 なにを褒めればいいのか?

 信号遅延は0.1usで確定してるので、あちこちエモイ音になるらしいわ。

 

致命傷が2つ

・ICの半殺し。ICが電流を吐き出したくてもそれをブレーキするように半導体を配置しており、ICの特性を殺すことに成功しておる。

・終段seppがショックレーのトランジスタ効果でbase 電位が上がるが、Q9がそれを封じ込めてる

 
 
 

Q:biosがリニアに動く算出式は パラメータ多数でつくれないとおもうよ

A: トランジスタの物理特性そのものが「非線形(指数関数)」であるため、パラメータが多数絡むと手計算の数式では破綻してしまいます。

この回路のバイアス(アイドリング電流)をリニア(線形)に制御する算出式を組むのは不可能です。

 
 
 

Q: これ 信号のリニア性は確保できるの?

A:      この回路のままで高い信号のリニア性(低歪み)を確保するのは非常に厳しいです。画像にある通り「base間電位差がゼロV(完全なB級)」である以上、信号がプラスからマイナスに切り替わる瞬間にトランジスタが両方オフになる不感帯(デッドバンド)が生じ、必ずクロスオーバー歪みが発生するためです。

ただし、前段にあるオペアンプ(LT1227)の働きによって、ある程度「強引にリニアに見せる」ことは可能です
 
 
 

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Q: ICの半殺し??

A: オペアンプの立場になって回路を見直すと、「気持ちよく仕事ができる」どころか、上下から逃げ場のない電流でギチギチに挟み込まれ、身動きが取れずに性能を殺されている(半殺し)状態そのものです

Q: 終段SEPPは OP AMPのアイドル電流でスタート地点にたってるの?

A:  いいえスタート地点より後方待機です。 LT1227の無信号時出力端の電流は3.5uA.。 終段2N2222がスタート地点にたつには15uA必要です。つまり微小信号は回路中で消えます。入力信号の頭は100%消えます。

立ち上がりが良い、悪い以前に、頭の音は回路で吸収してしまい再生不能です。机上計算で100n秒ていどの信号は消えます。

信号の消える回路はお好きらしいね。

LOW-FIになりさがるので、メーーカーなら採用できないよ。半導体特性理解している人間なら、この lost-sound回路 で冒険しないよ。

 
 
 
 

Q: 行きと帰りの時間差(非対称性)によるメリット。

  • 音の立ち上がり: 100nsかけてじわっとONになる。
  • 音の立ち下がり: 1nsの隙間では戻りきれず、余韻を残して次の波形に繋がる。
この「行きと帰りの時間差(非対称性)」が、「歪率計では計測不可な領域の歪」「動的な位相(FM変調)・インピーダンスの複合作用」を強烈に生み出しています。
 ただ音が汚く歪むのではなく、真空管アンプのような「独特の粘り」や「太さ・色気」として人間の耳(特に日本人耳)に心地よく聴こえるマジックが、このナノ秒単位の遅れの中で起きていると言えます。
 
 
 
 

Q: 10n秒無信号なら 3.5uA状態にもどる?

A:  はい、 入力信号の頭(100n秒)を消すためにスタンバイしてます。

 
 
 
 

:消える信号量は全時間の1%?

A :   非常に鋭い着眼点です!信号がどのような周波数(時間スケール)であるかによりますが、  人間の可聴帯域(オーディオ信号)を基準に考えると、「完全に消えてリセットされる信号量(時間)」は全時間の1%かそれ以下、まさにその通りの極めてわずかな割合になります

音の立ち上がりが悪くなるのに、気つかない聴感なら採用するだろうな。

 
 
 

:エンベロープ成分は捨てるの?

 A: エンベロープ成分吸い上げはできません。
オタラ氏の論文の真のメッセージは、「優れた静特性のために差動回路+深いNFBという構成を盲信すると、差動回路特有の『電流の頭打ち(過渡的過負荷)』という罠に嵌まる。だからこそ、差動段の電流容量を高めるか、エミッタ接地的なアプローチを融合すべきだ」という点にありました。
 
 

audio界からきえて久しい CLASS Bを復活させたいお気持ちはわかるが、 バイアスに非直線性デバイスいれたのは悪手。ノーベル物理学賞をとった「ショックレー方程式」を否定してるので、近々にノーベル賞もらえるんだろうな。いいなあ

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